
今やツーリングに必須のアイテムとなった「バイク用インカム」の記事です。

インカム初めて買うんだけどどれを買えばいいのかな?



初めてならお試しで安価なインカムがいいかもね
こんな悩みを解決します!なので今回は
- バイク用インカムとは?
- インカムの選び方
- 迷った時のおすすめインカム4選
この3つを紹介します。
ちょっと前まではマスツーリングに行くと、信号待ちで話したり、手でコンビニに入る合図したりしていましたが今はインカムで複数人の会話が当たり前になりました。



とはいえ、種類が多くてどれを選べばいいかわからない
なので、できるだけ砕いて誰でも分かるように解説して行きます。
もし、「なんでもいいからオススメだけ教えて!」って人は迷ったらコレを選べばOK!おすすめ定番インカム4選←からジャンプできます。
▼初めてのインカムにおすすめ▼
バイク用インカムの必要性


バイク乗りなら「インカム」の機能はほとんど知ってますよね。
そのくらい今では当たり前、むしろ無くてはならないバイク用のアイテムになりました。
ツーリング時の通話ができる
車なら同じ車内で会話も出来ますが、バイクだとそうはいきません。信号待ちにヘルメットのシールドを上げて、大声で



次コンビニあったら寄って!!!!
なんて事もありました。
それがなんと、ヘルメットを被ったまま会話が出来るなんて・・・本当に夢のよう。
もちろん『どっか寄って~』『デコボコ気をつけて~』などの、走行に関しての会話ができるのは大きいんですが、ツーリングの楽しみでもある、風景や匂いなどもリアルタイムで仲間と共有できるのが素晴らしい事です。
ソロでもラジオ・音楽が聴ける
『ソロでしか乗らないならインカムって必要ないのかな?』
と、いう人にもインカムはいい仕事してくれます。
通話だけじゃなく、ラジオや音楽を聴くことができるので1人のツーリングでもインカムが役に立つ場合もあります。



スピーカーなので、周りの音が聞こえやすくて安全
ということで数人で走るときも、1人で走るときもインカムはライダーの友達ってことですね。
使いやすくクリアな音質
今ではインカムも色々なメーカーから沢山の機種が出ており、使いやすく、綺麗な音質で、低下価格が非常に多くなっています。
初めてのインカムかなり低価格な中華製だったんですが、想像以上にしっかり聞こえたので、感動した記憶があります。
さらにグローブをしたままでも操作がしやすかったりと、ライダーに寄り添った設計がされていると感じます。
インカムの選び方


ここからは実際にインカムを選ぶ際のポイントをいくつか紹介します。
どの性能が自分達に合うのか、どれが必要ない機能なのか?を考えながらみてみましょう。
音質・接続の安定性
現状「ノイズが酷くて聞こえないレベルのものは無い」といいました。
しかし、音質は良くても、接続が不安定だと音声が途切れたり、インカム自体の接続が切れてしまうこともあります。
安物が悪いかと言われればそういうわけでもなく、道路状況や、ライダーとの距離によって接続の安定性は変わってきます。



重要なのは「通信距離」の項目
機種により、200m~2000mと広い幅がありますが、普通のツーリング程度なら1000mあれば充分使えます。
ただし、市街地になると建物や車が障害物になり、製品スペックよりも通信距離が短くなる場合もあります。
同時通話人数
簡単に言うと「何人と一緒に会話できるのか?」って項目です。かなり重要ですよね。
基本的にこの項目で機種が分かれるんですが、タイプで分けると
- タンデムでのみ使用(2台)
- 2人でツーリングメイン(2台)
- 2~4人でツーリング(4台)
- それ以上(メッシュ)
()の中はインカムの同時通話可能台数の数字です。
基本的にはみんな一度は聞いた事がある「Bluetooth」での無線接続でインカム同士を繋げているんですが、最近では「メッシュ」という新しい規格でてきました。
メッシュとは「自動経路搭載機能」といって、インカム同士を一斉にペアリング→自動で最適な接続経路で繋いでくれる機能です。
さらにメッシュの特徴は最大16台接続が可能。同時通話は6台までで、喋るのをやめると数秒でマイクがオフになり、他のだれかが喋ればオンになる。
欠点としては
- Bluetoothよりもバッテリーの持ちが悪い
- 全員同時には話せない
- 知らない人が入る可能性もある
ということなので、オフ会やミーティングなどでは活躍しそうだが、友人同士のツーリングではBluetoothの方が良さそう。
別機種のインカムと接続できるか?
他社との接続もできる機種も多く存在するが、基本的には同じ機種同士の方が、不具合も少なく安定している。
他社接続の事を「ユニバーサルインターコム」といい、複数でのペアリングはできず、1対1での通話になる。物によっては全くできないものもあるので気をつけよう。
バッテリーの持ち
バッテリーの持ちも重要ポイントですが、連続通話も7時間ほどあるので、1日中会話を続けなければほとんどの製品は持ちます。
休憩中に切断したり、持たなそうなら、モバイルバッテリーを持っていけば安心です。
メッシュ機能を使っているとBluetoothよりもバッテリーの持ちが悪いので注意。



ツーリング前には必ず充電しておきましょう
防水性能
国産メーカならほとんどが防水機能付きのインカムなので、雨の中でも使用は可能。
まぁ防水といえど、土砂降りでの走行なんかだと浸水して壊れる可能性もあるので、できるだけ雨も避けたい所。
ちなみに中華製や一部の海外製品は防水機能がないので、特に注意が必要です。
値段
安い製品(使えるレベル)だと6,000円程で1台買える。
その代わり同時通話人数が2台までと少なめなので、タンデムもしくは2人でのツーリングなら全然OK。
迷ったらコレを選べばOK!おすすめ定番インカム4選
ここでは初心者にもおすすめのインカムを4機種紹介します。
とりあえず初心者や、インカム選びに悩んだらここから選べばOKです。
自動接続「B+Link」搭載の最高峰インカム【B+com SB6X】
インカムで有名な「B+COM(ビーコム)」の最高音質のインカムが「SB6X」です。
B+Link機能を使えば、1台ずつ繋げていくめんどうなペアリング作業は必要なく、同時ペアリングでかんたんにグループトークが始められます。
とにかく、品質が良いインカムを求めてるなら間違いない製品です。
4人同時通話可能な1万円以下の定番インカム 【4Riders】
アマゾンや楽天でも有名な中華製のインカム「4riders」
値段は安く、4人同時通話ができるので、初めての人にもオススメしたい1台です。
音質も問題なく、値段のわりにはいい品質の商品なので、3~4人でインカムが欲しいときはコレを選ぶといいでしょう。
6人以上同時通話可能で低価格なインカム【X-RIDE S-1】
最大で8人まで通話ができる「X-RIDE S-1」(最高音質では6台まで)
ノイズキャンセル機能も充実しており、風の音や振動音を軽減してくれます。ボタンも押しやすく、極めつけは幅広く他社との接続もできるので、かなり機能的なインカムです。
通信距離は500mと短めですが低価格なのでアマゾンではかなり売れ筋商品です。
メッシュ機能で16台接続ができる【SENA 30K】
メッシュ機能搭載で最大16人同時接続ができる「SENA 30K」です。
メッシュボタンを押すと、1.6kmの範囲内にいるメッシュユーザーに自動接続されます。
ただし、知らない人とも接続されてしまうので、セキュリティ面を考えると「うーん・・・」な機能ですね。
もちろんBluetoothでの接続もでき、最大4台同時通話が可能です。
まとめ:無くてはならないインカム。ちゃんとした物を選ぼう
インカムの使い方
- ツーリング時の通話ができる
- ソロでもラジオ・音楽が聴ける
- 使いやすくクリアな音質
いまやツーリングに必須のインカムですが、新しい機能のついた機種がどんどん出てくるので選ぶのが難しい状況です。
ツーリングの頻度や人数に合わせて予算に合ったインカムを選ぶのがいいでしょう。
インカムが決まったらツーリングコースを決めよう!

