バイクに乗るなら必ず知っておきたいのが「自賠責保険」です。
『自賠責保険って何?俺のバイクにも必要なの?』
『自賠責保険ってどんな内容なの?』
こんな疑問を解決します。なので今回は
- 自賠責保険の概要
- 自賠責保険の補償内容
- 保険料
この3つを紹介します。
自賠責について詳しく知ることで、もしもの時に役立つので必ず覚えておきましょう。[cc id=”314″ title=”記事中アドセンス”]
自賠責保険とは何なのか?
正式名称は「自動車損害賠償責任保険」といいますが、「自賠責」で通じます。
自賠責は「強制保険」といい、原付やバイクに乗るなら必ず加入しなければならない保険です。
ナンバープレートの端の方にある正方形のシールに「自賠責保険の期限」が書いてあるので、しっかりと確認しておきましょう。
また、その年によってステッカーの色が違うので普通にバレます。
隠そうとしないように。
バイクを購入した時に「自賠責保険は何年加入するか?」と聞かれますが、忘れている人も多いと思います。
ちなみに車検のある250cc以上のバイクについては、車検の際に自賠責加入手続きもセットなので漏れることはありませんが、250cc以下のバイクについては自身での加入なので期限には気をつけましょう。
とにかく「自賠責保険」とは、バイクを運転するのに必ず入っておかなきゃいけない保険のことです。
自賠責保険の期限が切れていた場合
では万が一自賠責保険の期限が切れていた場合、どうなるんでしょうか?
自賠責保険未加入は法令で罰せられる
自賠責保険は強制保険なので必ず加入する義務があります。
未加入のまま運転をしていた場合
- 1年以下の懲役または50万円以下の罰金
- 6ヶ月の範囲内での免許停止処分
という非常に厳しい罰則が課せられます。
これは「期限が切れていたことに気が付かないで運転をしていた場合」も適用されますので必ず期限は確認しておきましょう。
未加入で事故を起こしたら全額負担になる
もしも自賠責未加入(期限切れ)で事故をしてしまった場合、相手のケガの治療費はもちろん、死亡補償・後遺障害補償など
全て自己負担になります。
後に補償内容について説明しますが、相手が死亡したり障害が残ってしまったら、「億に近い損害賠償金」が発生することも多くあります。
一般的な人なら到底払える額ではありませんので、たった一回の事故で人生終わる可能性が急上昇します。
自賠責保険の証明書がないと30万円以下の罰金
自賠責保険の本体はナンバーに貼ってあるステッカーではなく、加入時にもらえる証明書が本体です。
なので、バイクに証明書が入っていないと30万円以下の罰金が課せられます。
ただ、あまり『自賠責の証明書みせろ』とかいわれることもありません。
ですが、一応証明書は積んでおかなくてはいけない書類なので、シート下などのスペースに畳んで入れておきましょう。[cc id=”598″ title=”見出し2下アドセンス”]
自賠責保険の補償内容
強制保険である自賠責の補償内容については知っていますか?
特に若い人は『保険とか興味ねー!』って人多いでしょう。私も10代のころはそうでしたから。
ですが、補償内容について知っておかないと事故を起こした時どのくらい補償されるのか不安になりますのでここで覚えておきましょう。
補償限度額 | 補償範囲 | |
---|---|---|
相手がケガをした場合 | 最大120万円まで | 慰謝料・治療費など |
相手が死亡した場合 | 最大3000万円まで | 慰謝料・過失利益・葬儀費用など |
相手に後遺障害が残った場合 | 最大4000万円まで | 神経系統に著しい障害が残り常時会後が必要な場合 ・1級4000万円 ・2級3000万円 それ以外の後遺障害は、1級~14級まで 75万円~3000万円まで |
ここで重要なのは、自賠責保険は事故の「相手の体への補償」しかされない保険なので、あなたがケガの治療費は自賠責保険では保証されませんので注意です。
つまり単独事故でのケガや、ガードレール破壊、相手のバイクへの補償は一切ありません。
さらに補償の金額が、死亡で3000万円、後遺障害で4000万円とありますが、実際には損害賠償額はそれ以上になることが多いので自賠責を越えた分に関しては自己負担となります。
死亡での損害賠償が1億だったとしたら1億円ー3000万円で残りの7000万円は自分でどうにかしなくてはいけません。
ハッキリいってムリですよね・・・。
バイクでも任意保険加入は重要
なので自賠責保険は基本的にアテにしすぎてはいけません。
ここで『ちょっと数字でみると心配になってきた・・・』と思える人は正常ですので、任意保険についても考えてみましょう。
任意保険は年齢によって金額が変わるので、年がいってるほど安く加入できるのでかなりお得です。
車に乗っているならそこの保険会社に問い合わせてみるのもいいですし、「できるだけ安く入りたい!」という人は、保険の一括見積もりで安いところをみつけるのが早くて確実です。
さっそくバイクの保険一括見積もりする⇒保険の窓口インズウェブ(サイト内にてバイク保険見積もりサービスがあります)
事故の心配が強い初心者ライダーはもちろんですが、保険はもしもの為のものなので、お金がに困っているビンボーライダーほど任意保険は必要だと思います。
ハッキリいって1度の事故で人生終了する可能性がめちゃくちゃ高いですので、保険については検討しましょう。
自賠責保険の保険料は?
さて、ここまでで自賠責保険についてかなり詳しくなったんじゃないでしょうか?
一番気になるのは「自賠責保険の料金」ですよね。
バイクの排気量と加入期間によって料金が変わり、年数が多いほどかなりお得になります。
原付(125cc以下)の保険料
- 1年間:7500円
- 2年間:9950円
- 3年間:12340円
- 4年間:14690円
- 5年間:16990円
1年間加入と2年加入での差が特に大きく、約2500円程で1年プラスできるのはお得ですよね。
さらに年数が長ければどんどんお得になるので、新車購入時や、長く乗るのが決まっている場合はできるだけ長い期間のほうがオススメです。
125~250ccの保険料
- 1年間:8650円
- 2年間:12220円
- 3年間:15720円
- 4年間:19140円
- 5年間:22510円
原付にくらべると保険料のお得さは減っていますが、それでも長い期間加入していたほうがお得になります。
ただ、趣味でバイクに乗っていると5年後とかは分からないので、2年くらいがオススメだと思います。
廃車にする場合なら自賠責分の保険料は多少戻ってきますし、乗り帰る時も移動できますのでお金に余裕があるなら長めに加入していてもいいと思います。
250cc以上の保険料
- 12ヶ月:8290円
- 13ヶ月:8560円
- 24ヶ月:11520円
- 25ヶ月:11780円
- 36ヶ月:14690円
- 37ヶ月:14950円
250cc以上の場合は、車検と同時に自賠責保険の更新がされます。
自賠責保険はどこで加入できるの?
自賠責保険はわりとどこでも加入できます。
-
- コンビニ
- 郵便局
- バイク販売店
- 自動車保険会社
- インターネット
おすすめなのはコンビニでして、24時間365日いつでも自賠責に加入できます。
ちなみにどこで加入しても金額は同じなので、一番楽な方法ではいるのがいいでしょう。[cc id=”598″ title=”見出し2下アドセンス”]
まとめ:自賠責の期限は毎月チェックしよう
自賠責保険は強制保険なので、バイクに乗る時は必ず期限が切れていないかチェックしよう。
期限がきれていた場合
- 1年以下の懲役または50万円以下の罰金
- 6ヶ月の範囲内での免許停止処分
になるので注意。
さらには事故での相手への補償が全額自己負担になるので一発で人生終了する可能性もあります。
自賠責の補償内容は「相手の身体」に対しての保証しかされないので、相手のバイクや、ガードレール、自分のケガなどは自己負担になります。
死亡や後遺障害への補償も、自賠責では心細く、ほとんどの場合は補償額以上になります。
なので任意保険については一度考えたほうがいいでしょう。
補償上限額も一気に上がりますし、他にも自分のケガや物損事故への補償もつくので安心してバイクにのるなら入っておきたい保険です。
任意保険の一括見積もりはこちら⇒保険の窓口インズウェブ(サイト内にてバイク保険見積もりサービスがあります)
いくら初心者だろうが、年齢が若かろうが、バイクに乗るなら絶対に知っておかなきゃいけないことなので、頭に入れておきましょう。
もし周りで
『保険とか知らねー!』
『任意保険とかバイクでいらなくね?』
とかいってる人がいたら、今回の事を教えてください。
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