
高校生・大学生のバイク通学についての記事です。

バイクで通学するのってどんなメリットがあるんだろう?必要なものって何があるの?
こんな悩みを解決します。なので今回は
- バイク通学のメリット・デメリット
- バイク通学におすすめのバイク
- バイク通学に必要なもの
この3つを紹介します。
私も高校生の時に途中からバイク通学に切り替えたので、バス通学とバイク通学の両方を経験しました。
その理由と微妙だったところを詳しく解説します。
バイク通学のメリット
まずはバイク通学を考えている人は『どんなメリットがあるんだろう?どのくらい変わるんだろう?』と、気になりますよね?
バス・電車のストレスがなくなる


これが理由としては大きく、朝の通学ラッシュに巻き込まれずにすむというのはかなりのストレス軽減に繋がります。



座れなかったときの疲労感はかなりのものですよね…。
正直、行き返りのバス・電車で体力を消費している人が多いですので、それがなくなるだけでもバイク通学に変えるメリットになります。
あとは私がそうだったんですが、バスが少ない地域に住んでいると1本遅れただけで遅刻になりかねません。
しかもその時間に乗ると大抵早く着きすぎてしまい『もうちょっと寝ていたいのに・・・』なんてこともありますよね?



バイクだったらバスの時間より遅く出ても大丈夫!
ということでストレスフリーになれるのがバイク通学の一番多きなメリットです。
交通費が安くなる


毎日バス・電車等の交通費にいくら支払っていますか?学生の場合は自腹が当たり前なので、毎日のことだと意外と大きな金額になってしまいますよね?
でもそれ、バイクの方が安く抑えられる可能性がめちゃくちゃ高いんです。
全国の平均的な初乗りがコチラ
- バス:220円(往復440円)
- 電車:140円(往復280円)
これらは初乗りの運賃なので、当然これ以上乗ればさらに高くなっていきます。
それに対してバイクのガソリン代はというと、なんと「片道18円」という破格の値段!(車種やガソリン代にもよります)
ただしこの金額は距離やガソリン価格、バイクの燃費によって多少上下します。が、ほとんどのバイクがバス・電車よりは安くなるのは間違いありません。
ちなみに今回の計算は
- バイクは「PCX125」
- 燃費は「40km」
- 学校までの距離は「5km」(電車バスの初乗り距離がこのくらい)
- ガソリン代は「リッター145円」
と、しています。
毎日バスで通ってるなら往復420円×22日=9,240円が月にかかりますが、バイク通学に変えれば月額792円で通うことができます。
つまり「バスだとバイク通勤1年分の交通費を1ヶ月で消費している」ことになります。これはちょっともったいなく感じますよね。
学生ならお金もあまり持ってないと思うのでここを節約できたらかなり余裕ができます。
渋滞時もスイスイ進める


車との違いは「すり抜けができる」というところもあります。
人によってはすり抜け反対派もいるでしょうが、ほとんどの人はヨコをすり抜けていきます。
もちろん事故のリスクは高くなりますので、絶対した方がいいとは言えませんし、私自身も今はすり抜けはしません、
ですが、朝の時間帯は車も多くて、道路は混みますので、それなら安全確認をした上ですり抜けをしたほうが快適に通学ができますよね。
なので、寝防をしても、道路が渋滞していても、バイク通学ならわりと切り抜けられるというメリットです。
帰りに好きなところに行ける
バスや電車だと帰りがけにどこかによるのもちょっとメンドクサイですよね?
定期外にいくと余計にお金がかかりますし。
そんなとき、バイク通学なら帰りがけに好きなところにサッといけるようになります。駅やバス停から離れている場所でもいけるのでこれはかなりのメリットになるでしょう。
125ccなら2人乗りもできる
125ccのバイクなら免許取得から1年以上で2人乗りができるようになります。
校則によってはアウトな場合もありますので確認しておきましょう。
これなら友達を後ろに乗せて買えることもできますね。ただし事故には注意しましょう。
バイク通学のデメリット


今度はバイク通学でのデメリットを紹介します。必ずしもいいことばかりではありませんのでシッカリと覚えておくように。
まぁ日によってはバスや電車を使うという選択肢もありますので、問題はないと思います。
雨が降るとちょっとダルい
バイクにとって1番の敵は「雨」です。
雨が降ると濡れるし、滑りやすくなるし、視界は悪くなるしでバイク乗りにしては最悪のシチュエーションですよね?
最低でもバイク用のレイングッズは買ってバイクに忍ばせておくのがいいでしょう。スクーターならメットインの中に納まります。


朝・夕方は事故が起きやすい
通勤の車も多く、主要道路は渋滞になりやすいです。
そして、朝の時間帯は「特に事故が増える」というデータがあり、朝は8時ごろがピークになっています。
それと同じで帰りの17時~18時も事故が多くなりやすく、冬に近づくほど夜間の事故率が高くなっていきます。
特に死亡事故に関しては昼間よりも夜の方が2.7倍も高くなっています。


運転が地味に疲れる
バス・電車で座れずにひたすら突っ立っているのも相当シンドイですが、バイクに乗るのもぶっちゃけていうと疲れます。
運転が好きなら幸せな時間かもしれませんが、朝の時間帯は混んでいるのですり抜けなどで常に気を張っているのでわりとシンドいんですよね~。
他にもずっと同じ風景なので飽きると言うのもありますね。
バスや電車なら勝手に動いてくれるのでスマホやってれば着いちゃいますが、バイクはそうはいきませんからね。
地味に疲れるというデメリットも考えておきましょう。
バイク通学オススメは125ccのスクーター
ここまででバイク通学のメリット・デメリットを紹介しました。ここからはバイク通学におすすめのバイクをカンタンに紹介します。
イキナリ結論ですが「通学用」だけで考えるなら「125ccのスクーターが最強」です。
特にホンダのPCX125なんかは乗りやすく、デザインもいいので、全年齢に人気でおすすめのバイクです。
人と被るのが嫌な人は『バイク通学・通勤は125ccのスクーターが最強|おすすめの小型二輪車5選』こちらの記事を参考に通学用のバイクをさがしてみましょう。
趣味がバイクなら250ccもコスパが良くてアリ
あなたが『通学だけじゃなくて趣味としてもバイクに乗りたい』というなら、250ccがおすすめです。
通学はもちろんツーリングまで楽しめるちょうどいい排気量です。
251cc以上は車検がはいるので、少し維持費が変わります。
250ccならそこまで維持費もかからず、新しいバイクなら燃費やメンテナンス性もバッチリなのでコスパよく乗れるでしょう。
私も250ccで通学していましたが、欠点といえば荷物が入らないことですね。
デザイン性が落ちますが、リアボックスを付けてば収納性も上がりますので、オススメです。
ツーリングに行くときはボックスだけ外せば見栄えも良くなりますしね。
排気量に関してはあなたの使い方によって考えましょう。
バイク通学に必要なもの
バイク通学を始めるにあたって必要なことと、ものを紹介します。
学生の場合、バイクを買って乗るだけの人が多いので、それ以外に大事な事を知っておきましょう。
もしコレを読んでいるのが「バイク通学を考えている子の親御さん」なら、子供に任せっぱなしではなく親としてバイクにのる準備を考えてあげましょう。
バイク通学がOKか確認をとる
高校生の場合、学校が「バイク通学OK」かどうか確認をとりましょう。免許取得もNGの学校は多数あります。
今の時代、バイク通学が許されている学校もかなり増えてきているので、ちゃんと申請すればバイク通学可能な学校は多いです。
ただ、申請なしでバレた場合最悪退学になってしまう可能性(ウチの学校はそうでした)もあるので注意しましょう。
大学生なら大丈夫でしょう。
学生なら「ファミリーバイク特約」が安い!
バイクには自賠責保険という強制保険がありますが、それだけでは事故を起こした時に不安です。
なので、任意保険への加入も考えた方がいいんですが、年齢が低いと保険料がバカ高くなってしまい、ぶっちゃけ維持できないレベルになってしまいます。
そこでおすすめなのが「ファミリーバイク特約」という、家族が加入している自動車保険のオプションとして加入できる保険です。
特徴としては、年齢に関係なく保険料が一律なので、若いければ若いほど保険料がお得になりやすくなっています。
ただし、等級制度がないので、長く加入していても保険料が下がることもありませんし、ある程度の年齢までいけば、通常の任意保険の方が安くなります。
なので、「とりあえず」という意味合いで入るのがいいでしょう。
バイクの盗難保険には絶対入ろう
未だにバイク盗難は頻繁に起こっているのに、中々加入者が増えていない「バイク盗難保険」ですが、ぶっちゃけ入った方がいいでしょう。
その名の通り、バイクが盗まれたときに加入しているプランの補償額が帰ってくるというサービスになっており、それ以外にカギのイタズラなどでも補償がおります。
なぜ、学生が入ったほうがいいのかというと、学生は危機管理意識が低く、盗難対策なんか考えていないから。
というのと、乗っているバイクがわりと「最新のSSなど人気のバイク」だからです。
窃盗犯の立場で考えると、狙い目は「需要がある人気があって、盗難対策がされていないバイク」になりますよね?
そしたら学生のバイクなんて格好の餌食なんですよ。
なので、バイク通学を始めたらぜひバイク盗難保険への加入を検討しましょう。
安心してください。250ccのバイクなら「保険料はめちゃくちゃ安く」なります。
詳しくは『1日たったの43円?!ずっとライド(ZuttoRide Club)のバイク盗難保険は全ライダーが加入するべき!』こちらを参考にしてください。例としてVTR250を紹介していますが、他SSも同じくらいです。
バイク通学での服装や荷物はどうする?
バイク通学で悩むのが服装ですよね?制服でそのまま乗るのはちょっと抵抗がある・・・。
それに万が一事故や転倒したときに、ダメージが直ですので、必ずジャケットを羽織っておきましょう。
バイク用のジャケットでしっかりとプロテクターが入ってお値段が控え目な製品もたくさんあります。
これらを軽く羽織るだけでも充分耐久性がましますので、おすすめです。
スクーターならジャケットを羽織っておけばわりと充分ですが、単車になると革靴(もしくはスニーカー)ではボロボロになってしまいます。
なのでバイク用のシューズに履き変えるのがいいでしょう。こちらも安く収めるなら
ここらへんのでOKです。
荷物になりますのでやはりリアボックスは必須になるでしょう。
まとめ:バイク通学は精神的にもお財布的にもやさしい最高の通学方法
バイク通学のメリット
- バス・電車のストレスがなくなる
- 交通費がめちゃ安くなる
- 渋滞でもスイスイ進める
- 帰りに好きなところに行ける
- 125cc以上なら2人乗りも可能
バイク通学のデメリット
- 雨の日はシンドイ
- 朝・夕方は事故が増える
- 運転が地味に疲れる
バイク通学にオススメの排気量
- 通学専用⇒125cc(PCX、シグナス等)
- 趣味と半々⇒250cc(VTR250、Ninja等)
バイク通学に必要なもの
- バイク通学の許可を取る
- 任意保険に入る
- バイク盗難保険に入る