
今回は『バッテリーの交換作業』についての記事になります。
交換するバイクはHONDAのVTR250ですが、作業工程はどのバイクも同じなのでだれでもカンタンに出来ると思います。
なのでこの記事では
- バッテリー交換に必要な物
- バッテリー交換での注意点
- バッテリーの交換手順
この3つを紹介します。
バッテリーの寿命は2~3年ほどなので交換のときのためにしっかりと交換方法を覚えておきましょう。
バッテリー交換の概要
まずはバッテリー交換に必要な物と注意点を解説します。
バッテリー交換に必要な物
- 新しいバッテリー
- ドライバー(2番)
これだけでOKです。
新しいバッテリーについては、適合するバッテリーをしらべてネットで買うのがいいでしょう。
アマゾンや楽天で買うのも安く済みますが、古いバッテリーの回収や、適合バッテリーの探しやすさでは『カー・エイドストア』というバッテリー専門店のほうがおすすめ。
ドライバーは2番サイズを使います。
バッテリー交換での注意点

大きな注意点としては「プラスとマイナスコードの付け外しの順番を守る」ということ。
正しい順番は「手順」の項目でも説明しますが
外す時
マイナス⇒プラス の順番
付けるとき
プラス⇒マイナス の順番
バッテリーのマイナスは、フレームなどの金属に繋がっています。
そしてマイナス端子が付いたまま、プラスを外そうとしたときにフレームなどの金属に工具が接触すると、プラスとマイナスが繋がり、ショートや火花が散り、ケガをする可能性があります。
また、バッテリーのマイナス端子とプラス端子に工具が同じに接触すると、工具に電流が流れ外せなくなり、非常に危険な状態になります。
内容としてはめちゃくちゃ簡単ですが、一歩間違えると大事故になりますので、必ず交換の手順は守りましょう。
バッテリー交換手順
①エンジンを止めシートを外す

まずはバイクのエンジンが付いているなら消してシートをあけます。
バイクによって場所は変わりますが、ほとんどシートを開けたら見える場所にあるので、分かりやすいです。
原付とかスクーターは、足元にあったりメットインのさらに奥にあったりするので分からなかったら「車種名 バッテリー 位置」で検索しましょう。
②バッテリーの「マイナス」を外す

まずは、マイナスから外します。
写真ではレンチで外そうとしてますが、途中から『なんでドライバー使わなかったんだろう?』とアホさにびっくりしました。
③バッテリーの「プラス」を外す

次はプラスの端子を外します。
カバーをめくると出てきますのでドライバーで外しましょう。
④古いバッテリーと新しいのを交換

外した古いバッテリーと新しいバッテリーです。
メーカーによって超微妙にサイズが違うんですが、適合バッテリーを選んでいれば入らない事はないので安心してください。

新しいバッテリーをセットしました。バッチリサイズです。
ネジやワッシャなどは新しいバッテリーに入っているのでソレを使います。
もし入ってなかったら古いバッテリーのネジを使いましょう。なので、外した時に捨てないほうがいいです。
⑤バッテリーの「プラス」を留める

さて外す時とは反対に、プラスから付けます。
新しいバッテリーに変えたらナットを下に入れておかないとネジが回らないので、必ず使いましょう。
⑥バッテリーの「マイナス」を留める

プラスが付けられたら、次はマイナス端子をネジ止めします。

これにてバッテリーの交換は完了です。
バッテリーを止めるバンドがあるならそれをして、終了です。
お疲れ様でした。リアルに2分ほどで交換できると思いますので、初心者の人も自分で交換してみましょう。
おすすめのバッテリー購入先
最後にバイクバッテリーの購入先について紹介します。
今回交換したバッテリーはアマゾンでめちゃくちゃ安いバッテリーがあったのでそれを使いました。
まぁ交換したばっかりなので寿命については分かりませんが、いい製品のほうが長持ちすると思います。
これまでに使っていたバッテリーは『カー・エイドストア』というバッテリー専門ショップにて買いました。
まとめ:順番は必ずまちがえないよう
バッテリー交換はドライバーひとつで出来るので誰でも出来ますし、作業も2分ほどで終了します。
ですがひとつ注意するのは「バッテリーの付け外しの手順を守る」ことです。
外す時
マイナス⇒プラス の順番
付けるとき
プラス⇒マイナス の順番
この順番を間違えると、ショートしたり火花が散ったりとケガをする可能性もありますし、バッテリーの寿命にも影響します。
なので必ず手順は何回も確認して行いましょう。
基本的に2~3年が寿命なので、交換していない人はそろそろ考えておきましょう。