
せっかくバイクを買っても、置き場所によっては「水が使えないから洗車できない」という場合もありますよね。

バイクを洗車する場所がないんだけど、どうすればいいかな?



水なしの洗車に必要なものとか、やり方が知りたいな
こんな悩みを解決します。なので今回は
- 水なしバイク洗車の特徴
- 水なしでバイク洗車手順と必要な物
この2つを紹介します。
車と比べてバイクの場合は、水なし洗車のメリットも多くありますので状況に合わせて選ぶのがいいでしょう。
ちなみに水あり洗車は『【完全版】バイクの洗車方法と頻度を紹介!おすすめの洗剤・ワックスなどのグッズ』こちらの記事をご覧ください。
水なし洗車の特徴


一般的には水を全体にぶちまけて泡まみれにする洗車方法を想像すると思いますが、実は水なしでも洗車はできます。
バイクにとってはメリットになることも多いのでしっかり覚えておきましょう。
水を使わずに洗車するメリット
まずは水なし洗車がなぜバイクにいいのか?を紹介します。
- ①かんたんで手間がかからない
- ②水ありよりサビにくい
- ③場所問わずに洗車ができる
①かんたんで手間がかからない
水を使う洗車の場合はホースを用意したり、バケツに洗剤を入れて泡立てたりと準備が必要になりますが、水なし洗車の場合は準備の必要がほぼありません。
②サビが起きにくい
バイクは鉄の塊なので当然「水に触れるとサビ」が進行します。
主な原因はしっかりと水分を拭き取れていないことなんですが、構造上なかなか手の届かないところに水がかかってしまうことも多く、そういったところからサビが目立つようになります。
それに対して水を使わない洗車は当然、余計な水分に触れないので、サビが起きにくくなります。
③場所問わずに洗車ができる
住んでいる場所がマンションやアパートの共有駐輪場だったら、水をつかった洗車なんてできないですよね?
まして、車みたいにガソリンスタンドの洗車機に入れるわけにもいかず・・・地味に洗車する場所に困ります。
ですが、水なし洗車ならスペースが必要ないので「どこでも洗車ができる」ようになります。
今まで場所的な意味で洗車が出来なかった人も、安心して愛車をキレイにすることができますね。
水なし洗車のデメリット
次は水なし洗車のデメリットです。
- ①細かい部分は洗えない
- ②汚れがヒドイとボディに傷が付きやすい
①細かい部分は洗えない
バイク用のシャンプーを使って水洗いをする場合、泡で汚れが浮くので、直接擦っていない場所の汚れも落ちやすくなるんですが、水なしの場合では、手の届く場所しか汚れは落とせません。
つまり、細かい場所や手の届かない場所はきれいにするのができず、さらには拭き忘れもしやすくなるので完全にキレイにするのは難しいです。
②汚れがヒドイとボディに傷が付きやすい
軽めのホコリ程度ならボディに傷を付けずにキレイにできますが、大きめのゴミや泥などが付着している場合は水なしだと結構大変です。
力を入れて拭くと傷が付きますし、力を入れないと落ちないし・・・。
なので場合によっては水なし洗車ができない状態もありますね。
水なし洗車はこまめにするのがいい
デメリットに対しての答えにもなるんですが、水なし洗車をしていくなら、「こまめに洗車」するのがおすすめです。
具体的には週1くらいでの拭き上げがおすすめ。
手順は次で紹介しますね。
水なし洗車手順と必要なグッズ
ここからは水なし洗車の手順を紹介するのと同時に必要なアイテムを4つ紹介します。
ちなみにスタイルによっては全部使わないのでお財布にも優しいです。
お手軽拭くだけの「フクピカ」
水なし洗車のお手軽最強アイテムは誰もが知っているフクピカ先輩です。
中身はウエットシートなので、取り出してサッと拭くだけで終了。最強のお手軽さなので、全体を3分程度でキレイに拭き上げられます。
フクピカを使う場合は、フクピカで拭いたあとにお好みでコーティング剤を塗ればOKです。
①「マルチクリーナー」で汚れを浮かせる
もうひとつの方法は、クリーナーで汚れを浮かしてタオルで拭き上げる方法です。こちらの方が頑固な汚れ向けの洗車になります。
その時に使うクリーナーでおすすめなのがワコーズのマルチクリーナー。
噴射すると泡の状態で出るので、水滴も垂れないでサビの心配もありません。
②タオルで拭き上げる
しっかりと汚れを浮かせたらタオルで泡を拭き上げましょう。
この時も力を入れずに優しく拭くのがポイントでして、あまり力を入れすぎると小傷がつきやすくなります。
タオルは何回か使っていると性能が落ちたり、ゴミが付いて汚くなりますので、定期的に交換しましょう。
③仕上げの「コーティング剤」
しっかりとクリーナーが拭けたら、最後にお好みでコーティングしましょう。バイク用としてコスパがいいのはAZの「ワックスコーティング剤」です。
コーティングすることでピカピカになるのはもちろん、汚れが付きにくくなるので水なし洗車には特に便利なアイテムになります。
まとめ:場所が無ければ「水なし洗車」をやってみよう
水なし洗車のメリット
- かんたんで手間がかからない
- 水使うよりもサビにくい
- 場所問わずに洗車ができる
水なし洗車のデメリット
- 細かい部分は洗えない
- 汚れがヒドイと傷がつきやすい
水なし洗車の手順と必要なグッズ
自分の好きなほうで行いましょう。
ちなみに汚れがヒドイ時は水ありの洗車がおすすめです。
『【完全版】バイクの洗車方法と頻度を紹介!おすすめの洗剤・ワックスなどのグッズ』こちらの記事で詳しく書いてあります。