バイクのソロツーリングについての記事です。
『1人で走る魅力ってあるのかな。初心者でも楽しめる?』
『ソロツーリングで気を付けることや便利なグッズがあれば教えてほしい』
こんな疑問を解決します。なので今回は
- ソロツーとマスツーの違い
- ソロツー魅力・不安
- ソロツーリングあると便利なグッズ6選
- 初心者がソロで気を付けること
この4つを紹介します。
結論をいうと「皆で走るのも、1人で走るのも違う楽しみかた、魅力がある」ということになるので、どっちがいいとかはありませんね。
この記事では周りにバイク友達がいない人や、ソロツーリングを始めてみようと考えている人はぜひ最後までごらんください。[cc id=”314″ title=”記事中アドセンス”]
ソロツーリングとマスツーリングの違い
マスツーリングのマス(Mass)は、集団とかかたまりという意味でして、「数台でのツーリング」の事を指します。
反対にソロは1人のことになります。
ツーリングときくと「友達と数台で走る」イメージを思い浮かべる人もいますが、単独でもツーリングです。
ソロツーリングの魅力やメリットは?
マスツーリングの場合はみんなとワイワイ旅行のような感覚で楽しめますが、ソロツーリングでもソロならではの魅力やメリットがあります。
行動の全てが自由に決められる
自分1人だけなので、全ての決定権がありますよね
- 目的地
- 走る道
- 休憩タイミング
- 食事
などなど、すべてフリーです。
仲間とのツーリングでは、時間に走る道や休憩タイミングなども気を使う場面が多いですからね。
気楽と言う意味ではソロツーリングの自由度は最強です。
人との出会いが多くなる
数人よりも1人でいた方が話しかけられることが多くなりやすいです。
観光地での他のライダーや、地元の人、食事をしたお店などでの出会いが増えます。
私自身、他人との交流があまりとくいではないんですが、ツーリングででかけるとなぜか話せるようになりますし、そういった出会いが「楽しい」とさえ思えます。
旅先での出会いは思い出にもなりますからね、人見知りの人でも頑張って声をかけてみるのもアリです。
バイクトラブルに強くなれる
ソロツーリングをしていると出先でのバイクトラブルは自分で解決するしかありません。
流石に出先では治せないレベルのトラブルが起きたときはロードサービスを使うのが一般的ですが、ちょっとしたメンテならある程度は応急処置ができるようになるでしょう。
ちなみにレッカーを呼ぶ理由としては
- バッテリー上がり
- パンク
- エンジンがかからない
などの理由が多いです。ジャンプスターターがあればバッテリー上がりは解決しますし、パンク修理キットがあればとりあえずの応急処置は可能です。
心配なら購入しておくのがいいでしょう。
色んな道を見つけやすい
マスツーリングでは中々できない寄り道もソロなら好きなようにできてしまいます。
なので、通ったことのない道にチャレンジして、近道や絶景スポットを見つけられるかもしれませんね。
やはりソロツーリングの大きな魅力は何にも縛られない「自由」が1番ですね![cc id=”598″ title=”見出し2下アドセンス”]
ソロツーリングの不安やデメリットは?
では反対に、ソロツーリングの不安やデメリットもみていきましょう。個人的な意見もあります。
会話がないので飽きる
マスツーリング経験者は特に思うことですが、会話がないので飽きやすいでしょう。
「ツーリングは色んな景色がみれるから会話なんてなくてもずっと楽しい」と言う人もいますが、ぶっちゃけ景色見てても飽きませんか?
めちゃくちゃきれいな海も30分走ってれば飽きるし、紅葉だって同じです。街や住宅エリアに入れば景色なんて話じゃないだろうし。
それ以外はバイクの操作だけですよ?
モトブログ撮影中などで話しているならまだしも、やっぱりマスツーリングと比べると飽きやすいでしょう。
感動を共有することができない
これも飽きに近いんですが、感動を共有することができないので、『おぉーすごい・・・じゃ次行くか』みたいに人目見て次に行くパターンがめっちゃ多いです。
特に大人気の観光地にコミュ障が行くとなかなかツラいです。
コミュ障だとお店に入りにくい
1人行動が苦手なのに1人で外出すると困るのが「食事」ですよね。
せっかく観光地に来ているのに、コンビニ飯ではやりきれません・・・。ですが、その土地の有名な食事処に入ることも難しいかもしれません。
気軽にいける人には何のデメリットにもなりませんが、コミュ障にはかなり大きな問題です。
単独事故を起こしたら焦る
交通量の少ない山道などで単独事故を起こしてしまった場合、バイクが動かせないとか体が動かない状態になるとかなり焦ってしまいます。
特に初めて事故を起こした人となるとパニックで頭が真っ白になって何をすればいいのかも分からなくなってしまいます。
まずは、通行の邪魔にならないようにバイクを動かして(動かせないなら無理はしない)レッカーやレスキューに連絡をしましょう。
また、たまたま通りかかった人に助けてもらう(バイクを起こしてもらうとか)ことも必要になります。
とにかく、焦ると思いますが、まずは冷静に対処しましょう。[cc id=”598″ title=”見出し2下アドセンス”]
ソロツーリングにあると便利なバイクグッズ6選
もしものトラブルに役立つものからソロツーリングのデメリットを軽くしてくれる便利グッズまで、とりあえず揃えておきたいバイクグッズを紹介します。
ラジオが聞ける「インカム」
インカムは仲間と通話する使い方以外にも「ラジオが聴ける」機能がついていたりします。
これならソロツーリングでも多少ヒマは軽減できるでしょう。交通状況や天気予報も確認できますしね。
ただし、音量を大きくし過ぎると事故につながるリスクもありますし、普通に違反なので音量は外の音が聞こえるレベルにしましょう。
折れた時に「予備のクラッチ・ブレーキレバー」
事故を起こした時に折れやすいのがクラッチやブレーキレバーでして、これがなくなると運転ができなくなります。
そこまでかさばる物ではないのでツーリングには予備のレバーを常備しておくといいでしょう。
カンタンな工具があれば交換もできます。
ムリして運転をするとさらに事故に繋がるリスクもあるので、やめましょう。
もし持っていなかったら近くのバイク屋まで運ぶか、ロードサービスを使ってバイク屋まで送ってもらいましょう。
カンタンなメンテ用に「車載工具」
上記のクラッチ・ブレーキレバーの交換にも使いますし、ウインカーやライトが切れてしまったときに自分で交換できるように工具を常に車体に入れておきましょう。
バイクを中古で買った場合、純正の車載工具が入っていないこともありますので、必ず確認しておきましょう。大体シート下に入ってます。
『車載工具って何を入れておけばいいのかな?』という疑問については「バイクに常備しておきたい「車載工具」は?純正品+αでもしもの時に超便利」こちらの記事を参考にしてください。
万が一のガス欠に「ガソリン携行缶」
ガソリンスタンドが少ない田舎などでは給油タイミングを間違えてガス欠に焦ることもあるでしょう。
そんな時に便利なのが「ガソリン携行缶」です。
出発前にガソリンスタンドにて「店員に入れてもらいます」。自分で入れるのはアウトなので必ず店員に『携行缶にいれてください』と頼みます。
これさえあればスタンドで入れ忘れた時も、ガス欠を回避することができます。地味に心強いのでツーリングによく行く人は買っておいて損はないでしょう。
スマホの充電が切れたときに「ツーリングマップ」
今ではスマホやタブレットを使ってナビに道案内をしてもらっている人がほとんどでしょう。
ですが電波が届きにくい場所やスマホの充電が切れてしまっては使えなくなってしまいます。もしくはスマホが急にぶっこわれることもあるでしょう。
なので、電子機器特有のトラブルがない「紙ベース」の地図を持っていると意外と便利なのです。
慣れるまでちょっとかかるかもしれませんが、もしもの時に使えるので慣れておくと便利です。
もしもの為にロードサービス加入はしておきたい
ソロツーリングの不安でも書いた通り「単独事故やトラブルが起きたとき」は初心者なら焦ってしまうことが大半です。
そんな時にロードサービスに加入していれば、困ったときの相談もできますし、めちゃくちゃお得にレッカー移動もできるようになります。
会員でない人がレッカーを呼ぶとそれこそ、JAF数年分のお金が吹っ飛ぶ可能性があります。
それなら最初からロードサービスに入ってた方がお得ですよね。
>>JAF公式サイト
また、旅先でのお得な割引券などがもらえたりと、ツーリングによく出かけるひとならば全然元を取れるくらいに特典が盛りだくさんなので、ぜひ検討して見ましょう。
こちらの記事でさらに詳しくかいてあります>>>ロードサービスで有名なJAFはバイク用のサービスも手厚いのか?
バイク初心者がソロで気を付けることとは
バイク免許を取ったばかりの初心者が気持ちが高ぶってソロツーリングに出かけることも多いですが、そのときに気を付けてほしい事を紹介します。
結論からいうとムリ絶対にしないこと。ですね。
最初のうちは「日帰り」がおすすめ
まったくの初心者状態で泊まりのツーリングは体力も精神力も使うのでオススメしません。
まずは比較的近場で日帰りツーリングから初めてみるのがいいでしょう。距離としては50キロくらいでも結構疲れると思います。
バイクによってもクセがありますので、教習所通りの運転でスムーズに行けることは少ないので「バイクに慣れる」という意味でも明るい時間帯に帰れる日帰りツーリングがいいです。
給油場所は必ず確認しておこう
ガソリン携行缶を持っているとしても、ツーリング前には必ず給油場所を確認しておきましょう。
また、自分のバイクの燃費とタンクの容量を知っておくと余裕を持って給油ができるので、公式サイトなどで調べておきましょう。
今はスマホでガソリンスタンドの位置が確認できるので便利ですね。
事故を起こしたら冷静に対処するように
もし事故を起こしたら100%焦ると思うのでツーリング前に『バイク事故を起こしたらどうすればいい?基本的な交通事故処理の流れを知っておこう』こちらをぜひ読んでおきましょう。
ただ、これらをしっかりと頭に入れておいても、いざ事故に遭ったら真っ白になってしまいますね・・・。
とりあえず、二時災害を防ぐためにバイクを安全な場所に移動させ、警察と救急車に連絡することを忘れないように。[cc id=”598″ title=”見出し2下アドセンス”]
時間に余裕をもってプランを立てる
マップアプリなどで目的地を設定し、「大体どのくらい時間がかかるか?」を計算したとしても、そのときの交通状況や寄り道などによって大幅にズレる可能性が大きいです。
なので時間には結構余裕をもっておいおたほうがいいでしょう。
ぶっちゃけ予定通りに進むことの方が珍しいので。
もしくは時間が余ってたらのルートと、時間に追われているときのルートを考えてあるといいかもしれません。
まぁソロツーリングなので時間さえあれば、あとは割りとテキトーでもどうにかなりますがね。
まとめ:ソロツーリングでしか味わえない自由を一度は感じておこう
ソロツーリングは1人でのツーリング。複数人でのツーリングはマスツーリングという。
ソロツーリングの魅力・メリット
- 全てが自由に決められる
- 人との出会いが増える
- トラブルに強くなる
- 新しい発見が多い
ソロツーリングの不安・デメリット
- 会話がないので飽きる
- 感動の共有ができない
- お店に入りにくい
- 単独事故時に焦る
ソロツーリングに便利なグッズ
- ラジオが聴ける「インカム」
- 折れたとき用の「レバー」
- メンテ用に「車載工具セット」
- ガス欠時に「ガソリン携行缶」
- スマホでみれないとき「ツーリングマップル」
- もしもの為に
日本自動車連盟(JAF)
初心者がソロツーで気を付けること
- 最初は日帰りツーリングがいい
- 給油場所は確認しておく
- 事故時の流れを覚えておく
- 時間に余裕を持ったプランを立てる
ソロツーリングで慣れておくと、マスツーリングでも他のライダーに迷惑をかけることが少なくなるので、最初のうちにこそソロで慣れておくのもアリでしょう。
気分転換にもなるのでソロツーリングはオススメです。
もし『バイク仲間が周りにいないからソロでしか走っていない・・・バイク仲間がほしい』という人は、「バイク初心者の為のツーリング仲間の作り方|今どきはツイッターがメイン?」こちらの記事を参考にしてください。
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