バイクの鍵が回しにくくなることは結構ありますが、それよりも重度な「鍵が入らなくなる」事を経験した人もいるでしょう。
『バイクの鍵が入らなくて、エンジンがかけられない!!』
『鍵穴が破壊されてて鍵が入らない・・・どうしよう』
こんな悩みを解決する記事です。なので今回は
- 鍵が曲がったor折れて入らない時
- 鍵穴自体が壊れて入らない時
この2つの問題が起きた時の解決方法を紹介します。
私も昔、鍵を曲げてしまい鍵穴に入らなくなった事がありましたが、ちょっと気を付けるようにしたら鍵は曲がらなくなりました。
▼すぐに解決したい人は▼
バイクの鍵は入らなくなる事が多々ある
新車の時はスムーズに入っていた鍵も経年劣化により、段々と回しにくくなったりと、動きが悪くなってきます。
しかし、「鍵が入らなくなる」というのは劣化が原因ではないかもしれません。
- 鍵が曲がっていた
- 鍵が折れてしまった
- 鍵穴が壊れていた
このような状態になっていると、鍵が入らなくなってしまいます。
ここからはそれぞれの原因と解決法を紹介します。
鍵が曲がって入らない時
一番よくあるのが「鍵が変形して真っ直ぐではなくなった」から入らなくなる事。
これは私も経験があり、途中までは入るが奥までは入らないので、回すことができませんでした。
位置を調整してグリグリと動かしながら差し込んだら入りましたが、今思うと鍵穴を壊す可能性もあったので、みなさんはできるだけ控えましょう。
なぜ鍵が曲がってしまうのか?
鍵が曲がる原因はシンプルで
- ①力任せに鍵を回す
- ②逆向きに回す
実際に鍵穴に入れて回そうとしてるときに、曲がってしまうことが分かります。
そもそも鍵は衝撃にはあまり強くないので、わりと簡単に曲がったり、折れたりします。
①力任せに鍵を回す
「力任せに鍵を回す」は、鍵か鍵穴の磨耗により、噛み合わせが悪くなった状態になるとスムーズに回せなくなります。
回る位置を探しながら動かさずに、ロックしたままの状態で思い切り力を入れて回そうとすると曲がります。
初心者の場合、ハンドルロックで固定した状態で回すのもありがちですね。
②逆向きに回す
これはレアな原因ですが、回す方向と逆の方向に鍵を回して、『あれ?全然回らない!』と力いっぱい反対に回してしまうと、曲がります。
最悪折れますので、進行方向は確認しましょう。
鍵を曲がらないようにするには?
鍵を大切に扱えば、曲がりませんのでまずは大切に扱いましょう。対策としては
- ①力を入れず正しい方向に回す
- ②定期的にスペアキーを使う
- ③鍵を保護するキーケース
①力を入れず正しい方向に回す
鍵を回すのに力を入れる必要はありません。
『回しにくいなぁ~』と、なったときも、鍵や鍵穴の劣化や、差し込む位置が悪かった、などが原因なので「力を入れて回せた」ということはほぼありません。
もし、鍵が回しにくいと感じたら『バイクのキーが回らない?!よくある原因と鍵穴が復活する解決方法』この記事を読めば、大体解決するでしょう。
②定期的にスペアキーを使う
メインキーを長く使っていると、鍵のギザギザが磨り減っていくので、噛み合わなくなります。
なので、スペアキーを使ってみると案外解決します。なので、定期的にスペアキーを使う事で偏りが少なくなりますのでオススメです。
③鍵を保護するキーケース
鍵が変形する原因は、鍵穴にさしているときだけではありません。例えば
「鍵の上に重い物を置いてしまった」
「鍵を投げたら固い物に当たって落ちた」
など、衝撃により鍵が曲がる可能性もあります。
そこでオススメしたいのが「キーケース」です。使わないときはキーケースに収納しておけば衝撃からも守れます。
鍵が折れてしまった時
次は鍵が折れてしまった時について紹介します。
先ほどの鍵が曲がってしまった最終形が「折れる」なので、「力任せに回そうとした」が最大の原因になります。
折れないようにするには、先述した「鍵を曲がらないようにするには」を参考にしてください。
鍵が折れた時の為にスペアキーを用意する
バイク屋でバイクを買っているなら、ほとんどの場合スペアキーを付けてくれます。
もし個人売買などでバイクを手に入れたなら、まずはスペアキーを作っておきましょう。なにかあった後では遅いので、できるだけ早めに。
心配性な人はスペアキーを複数作っておくのもいいでしょう。
お近くの鍵屋にメインキーを持って行くか、webからもスペアキーを作ってくれるサービスがありますので、チェックしてください。
鍵穴の中で折れてしまった時の対処法
キーシリンダー内で鍵が折れてしまい中に入ったまま取れなくなってしまった場合に自分でできる対処法としては
- ①ピンセットやペンチで抜く
- ②接着剤を付けて抜く
①ピンセットやペンチで抜く
鍵の折れた部分が鍵穴から飛び出ていたときに使える方法です。
ピンセットやラジオペンチなどの先が細い物を使って飛び出ている部分を掴みます。その、ゆっくりと引き抜ければOKです。
注意しなきゃいけないのは、「鍵が奥にいかないように慎重に挟む」事です。
②接着剤を付けて抜く
鍵穴から飛び出ていない場合は、折れた部分に接着剤を付け、ある程度固まったらゆっくり引き抜いてみましょう。
ただしこの場合「接着剤を大量につけすぎない」事が大切でして、はみ出た接着剤がもし鍵穴に入ってしまったら壊れる原因にもなります。
かならず少量を使うようにしましょう。
どちらの方法でも難しいようならやはり鍵屋に頼むのがいいでしょう。
鍵穴が壊れてキーが入らない時
鍵が原因でない場合は、「鍵穴自体が壊れている」可能性があります。
ゴミやホコリが原因かも
鍵穴内部にゴミやホコリが詰まっていると鍵が奥まで刺さらないことがあります。
その場合はCRCなどは吹かずに、「鍵穴専用のスプレー」を使用しましょう。滑りが良くなってスムーズに入ります。
いたずらで鍵穴を壊された
バイク窃盗やイタズラで鍵穴を破壊されたということも考えられます。
プロの場合は鍵穴はイジりませんので、ほとんどの場合は素人の犯行になります。
マイナスドライバーなどで弄られたら鍵穴の表面がボコボコになっているので、分かりやすいです。
完全に壊されていた場合は残念ながらシリンダーごと交換になります。
部品代と工賃を合わせると3万円近くになります・・・。
まとめ
バイクの鍵が入らない原因は
- 鍵が曲がっている
- 鍵が折れている
- 鍵穴が壊れている
この3つの可能性が高いです。
鍵が曲がったり折れたりする原因は「力任せに回そうとして」なることが多いので、身長に扱えば、普通に変形する事はありません。
鍵穴が壊れている場合は、ピンセットや接着剤を使って試してもダメな場合は鍵屋に相談するか、キーシリンダーごと交換になります。
自分で解決する方法は全て自己責任で行いましょう。もし心配なら最初から鍵屋に任せるのが確実なので状況を相談し、見積もりを出してもらいましょう。
見積もりや、キャンセル料も無料の『鍵の救急サポートセンター』はかなりおすすめのサービスなので、鍵の困り事があるときは相談しましょう。
バイク用品をAmazonで購入するならAmazonギフト券での買い物がおすすめです!
表のようにチャージ金額×最大2.5%のポイントがゲットできます!
さらに初めてのチャージで1,000円分のポイントがもらえるキャンペーンもやっています。(5,000円以上のチャージが必要です)