久しぶりにメンテナンスをしようとしたら「ネジが錆びてて外せない・・・」なんてことありますよね?
『ネジとかの鉄ってどうして錆びるんだろう?』
『固すぎて外れないネジを外すにはどんな方法はなにがあるの?』
こんな疑問を解決します。なので今回は
- まず試して欲しいこと
- 固くなったネジを外す方法
- ネジがサビて固くなる原因
この3つを紹介します。
この記事では「ネジ頭が潰れていない」場合を想定しています。
ほとんどの場合ネジザウルスのリキッドタイプで解決するのでめっちゃオススメです。
まずは正しいドライバーの使い方を知ろう
まずはちゃんとドライバーを使えているか確認します。
というのも、正しい使い方じゃないとうまく力が入らず、錆びていなくても外しにくくなるからです。
あなたは固いネジを外す時、力任せに回そうとしてませんか?それだといくらサイズが合っていてもねじ頭がなめてしまう可能性があります。
ドライバーの正しい使い方、回し方とは
『押す力7、回す力3』
が目安です。ネジをダメにしてしまう人は「回すことに力を使って全然押しこんでいない」からです。
ちなみに常に「7:3」ではなく、最初に緩めるときや、最後に締めるときなどネジに圧力がかかるときにはこの対比で行うことが理想になります。
もうひとつは、「ネジ頭に真っ直ぐドライバーを差し込むこと」です。
斜めからだったり、ドライバーがしっかりとハマっていない状態で回そうとするとねじ頭が潰れる原因になります。
例えば、バイクの奥まったところにあるネジを外そうとするときなどに起こりがちです。
そんな時は長いドライバーを使ったり、角度が付けられるドライバーを使ってみましょう。
それでもダメなら次に色々なアイテムを使った外し方を紹介します。
固いネジを外す方法
ここからはネジを外すためのアイテムを使って、固いネジを外す方法を紹介します。
ネジの状態によって使うアイテムは変わりますが、基本的には上から軽い順番になっているので、順番に試していくのがいいでしょう。
ネジ滑り止めを使う
まず試して欲しいのはネジ頭の溝に、すべらなくする「摩擦増強液」を塗って、スキマを埋めてからドライバーで回してみましょう。
滑りにくくなるので力も入りやすく、「ネジ頭がなめる事を防ぐ」効果もありますので年季の入ったネジにはかなりの効果を発揮します。
使い終わったらサッと拭くだけでOKですのでとても手軽。
もちろん+ネジだけではなく、-ネジや六角などにも幅広く使えるので、DIYをする人なら持っておいて損はないでしょう。
潤滑油「ラスペネ」を使う
おなじみ「5-56」のようなスプレータイプの潤滑剤で、かなり評価の高い、ワコーズからでている「ラスペネ」です。
強力な浸透力があり、少しのスキマでもサッと吹いて時間を置けば驚くほどスムーズにネジが回るでしょう。
バイクのネジやボルト以外にも金属部品の防錆効果があるので、幅広く使えます。
5-56に比べて若干お値段は高くなりますが、それに見合った効果がありますので、失敗したくないときは「ラスペネ」を選びましょう。
貫通ドライバーとハンマーで叩く
普通のドライバーと違い、先端からグリップのお尻の部分までが繋がっており、金属丸出しになっているのが貫通ドライバーです。
貫通ドライバーをネジにセットして、ハンマーでお尻の部分を叩きます。すると、その衝撃でネジが緩みます。シンプルですが衝撃を与えるだけでもネジが取れやすくなります。
普通のドライバーをハンマーで叩くと、グリップ部分が壊れる可能性がありますので、やめましょう。
ガスバーナーで膨張させて緩める
熱を与えることにより一度膨張します、その後冷えるとネジとネジ穴にスキマができるので、外しやすくなります。
バーナーで炙るのは、ネジ本体ではなくその周りです。
ほとんどの場合、それだけで外れますが、もし固着が激しい場合は、潤滑剤を浸透させたり、ハンマーで叩いてみましょう。
ネジザウルスのリキッド泡タイプを使う
ナメたネジを外すネジザウルスの、サビ取り剤が出ました!
泡をスプレーするだけで、グイグイしみ込んでサビをとるのでガッツリ固くなったネジのサビもこれひとつで解決できます。
バイクのネジはモチロンほかの鉄製品にも使えるので、一家に一台はあるとめちゃくちゃ便利です。
この機会に買っておきましょう。
ネジが固くなる原因は?
ネジは金属でできているので腐食します。バイクは雨に当たる事も多いので錆びるスピードも結構早いです。
錆びると摩擦力も減り、うまく噛み合いにくくなりますし、力任せに回すとねじ山を潰してもっと回しにくくなります。
時間が経つと接触している鉄にくっつく可能性もあります。そうなると結構メンドクサイので、見える範囲でもいいので、ネジが錆びていたら早めに対処しましょう。
まとめ:錆びたネジでも焦らずに正しく外そう
ネジは金属で出来ているので錆を防ぐのは難しいです。なので、固着する前にネジ自体を交換するのがいいでしょう。
もしサビサビで外れなくなった場合は、まずは正しい方法でドライバーを使っているか確認して、それでもダメならネジを外すアイテムを使いましょう。
ネジ滑り止め剤でなめないようにドライバーで回す
潤滑油を浸透させてすべりをよくする
貫通ドライバーとハンマーで叩いてネジを緩める
ガスバーナーで膨張させてスキマを作る
それでも解決しない場合はバイク屋に相談してみましょう。
もしネジ頭がなめていたり潰れている場合は、ここで紹介した方法が通じない可能性もあります。
『バイクのネジ頭がなめたり潰れてしまった時の対処法|正しく外す方法』この記事を参考にしてください。
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