バイクの寿命、購入から何年間乗れるか?についての記事です。
確かにバイクの寿命ってどのくらいなんだろう?
乗り換えの事を考えると今のうちから知っておきたいね
こんな疑問を解決します。なのでこの記事では
- バイクの寿命は何年?
- 愛車を一生乗るのは可能か
- 寿命前に乗り換えしないと損をする
この3つを紹介します。
私自身バイクを14台ほど乗ってきたので、乗り換えに関しては人よりも経験が多いと思います。
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そもそもバイクの寿命って何?
『は?』って思う人もいますが、バイクの寿命は
- 故障で動かなくなった時
- 他のバイクに興味が出た時
この2つのどちらか、または双方になっています。ここから詳しく解説します。
大型バイクは大体10万キロっていわれてるね
250ccや400ccだと7万キロでも結構きつい感じかな?
①故障で動かなくなった時
バイクの寿命と聞いてイメージするのはこちらだと思います。
ですが、極端な話、その気になれば半永久的に同じバイクに乗り続けられるというのが答えです。
エンジンやパーツ交換でって意味です
ですが、先にお伝えした寿命の目安の100,000kmまで到達する頃にはその車種のパーツが残っているかどうか…。
なので正しくは『故障して動かなくなったバイクのパーツ交換をしない選択』をした時が、バイクの寿命になるでしょう。
旧車はどんどん維持がキツくなりますよね
他のバイクに乗り換えようと思った時
もうひとつは「乗り換え」を考えたときです。気持ちの問題でもあります。
圧倒的にこっちの方が多いと思います
軽い興味ならいいんですが、調べるうちに『いつ買おうかな?どんなカスタム組もうかな?』と考えてるときって、今乗っているバイクへの興味って消えますよね?
つまり乗り換えを考えた時点でそのバイクの寿命になります。
増車っていう手もありますね
ぶっちゃけ故障での寿命を考える前に、乗り換えでの寿命を向かえる事がほとんどなので、一般的には「寿命はいつまで?」って考えなくてOKです。
走行距離での寿命・故障の目安は?
とは言っても『大体壊れる時期が知りたいんだけど!』って思いますよね。
なのでここからは、一般的に言われている寿命について詳しく書いていきます。
エンジンは2スト5万・4スト10万が寿命の目安
バイクのパーツでも特に大事で、バイクの寿命に直結しているのが「エンジン」です。
エンジンがぶっ壊れたら、ほとんどの人は交換を検討せずに廃車にするでしょう。
エンジンが逝くくらい年数が経ってるとパーツも少なそうだし
そしてエンジンの寿命は乗り方やメンテナンスに左右されますが、「走行距離」を目安にすることが多いです。
一般的には
- 2スト:50,000km
- 4スト:7~100,000km
と言われています。
2スト・4ストというのはエンジンの種類でして、現在は4ストが主流ですので2ストバイクは新車販売されていません。
排気量によっても大きく変わります
基本的に排気量が大きいほど寿命は長くなります
- 50cc:50,000km
- 250cc:70,000km
- 400cc:70,000km
- 1000cc:100,000km
こちらもあくまで目安になりますので、乗る頻度や乗り方によっても大きく変わります。
詳しく知りたい人は後述する『排気量によって寿命は変わるのか?』こちらの記事へ。
各パーツや消耗品がダメになることもある
寿命の原因になるのはエンジンだけではありません。
各パーツも寿命を迎えれば、バイクは動かなくなるし、パーツを交換するかどうかの選択をしなくてはいけません。
うえの目安あたりの距離からからドッとパーツの寿命を迎えやすいです
例えば、オイルやブレーキパッドなどの比較的短いスパンで交換が必要なものについては、交換される人が多いでしょう。
しかし、クラッチやキャブ(キャブ車なら)フォークの修理・交換など予想以上にお金がかかります。
その時に支払いが難しく、廃車にするならそれが寿命になります。
メンテナンス次第でずっと乗れるのか?諦めるときは?
冒頭でも書いた通り、極端な話「メンテナンスやパーツ交換をしていれば一生乗れる」ということです。
ただしそれは極端な話であり、年数が経てば経つほど難しくなります。
バイクが古く、パーツが見つからないとき
バイクは無数の部品によって構成されているので、フォークが歪めばフォークを交換すればいいし、エンジンが壊れればエンジンを載せ換えればまた走れるようになります。
なので事実上同じバイクを乗り続ける事は可能です。しかし、ここで問題なのが「パーツがあればの話」ということになります。
いつの間にか現行だった車種がどんどん旧車化してゆく…
オッサン化してゆく…
人気車の場合は生産が終了しても数年~十数年はメーカーがパーツを作っていたり、社外メーカーの汎用品を使ったりで何とか維持できます。
ですが、30年40年経ったときそのパーツは残っているのでしょうか?
バイク投資成功しますかね?
余談ですが現在なら3Dプリンターという手があるので、もしかしたら今後旧車のパーツも作れる日が来るかもしれませんね。
そしたらバイクの寿命という概念がなくなるかもしれません。
乗り換えたほうが安く済むとき
もしパーツがまだ生産しているバイクだとしても、やはり部品や故障箇所が多くなれば金額も高額になります。
新車もう1台買えるくらい金使ってきたよ~~
それこそ中古のバイクなら買えるほど高くなってしまうことも可能性としては大アリです。
なので、修理代と乗り換えたいバイク(もしくは同じ車種)が同じ位の値段なら乗り換えも考えて見ましょう。
なお、買取業者に頼めば、金額は低いかもしれませんが面倒な手続きなども行ってくれるのでラクにバイクを売ることもできますので一度無料査定をしてもらうといいでしょう。
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排気量によって寿命は変わるのか?
ここまでバイクの寿命とはどんな時なのか?を解説してきました。
ではここからは、『排気量でも差はあるのか?』を解説していきます。
【原付】50cc以下の寿命
原付の寿命は最低限のメンテナンスをして50,000kmくらいが目安となっています。
もちろんノーメンテナンスだと2~30,000kmで寿命を向かえる事もあります。
ノーメンテだと余裕で目安以下で死にます
原付は排気量が小さく、常に高い回転数で走るようになるので、エンジンへの負担が大きいのが理由でしょう。
さらには原付に乗る人は幅広いので『メンテナンス?なにそれ?』って人もかなり多くいることから本来の寿命前におしゃかになることが多いです。
【小型】125ccバイクの寿命
125ccまでの小型のバイクも原付と同じく50,000kmがひとつの目安になるでしょう。
やはり回転数高めで乗る事が多く、消耗も激しくなります。
125ccは通勤通学で使うとさらに消耗も早めです!
ですが、メンテナンスが出来ていれば100,000kmだって走れますので大切に乗ることと、定期的なメンテナンスが必須です。
【中型】250cc400ccバイクの寿命
一気に排気量があがり、通学用途ならそこまで回さなくても充分ですのでエンジンへの負荷は多少減ります。
このくらいの排気量になると、バイク購入店での定期点検に出すことが増えるので最低限のメンテナンスは出来てるバイクが多くなるでしょう。
250ccは自分で見極めないとね
それでも50,000~70,000kmいないには重要な部分が限界を迎えるころなので、目安としては70,000kmくらいですね。
【大型】1000cc~バイクの寿命
大型のバイクは約100,000kmあたりで多くの部分が限界を迎えます。
大型バイクの場合、趣味の割合が多いので、サーキット走行など高負荷がかかる走りをすればもっと短くなるでしょう。
しかし、メンテナンスをしっかりする層が一番多くなる排気量なので、基本的には長寿命になることが多いです。
完全に趣味の範囲なのでちゃんとメンテナンスする人はグッと増える!
反対にバイクの選択肢が多いので、寿命前に乗り換える人も多くなります。
バイクの寿命を迎える前に乗り換えがオススメ!
実際に「完全にエンジンが終わって寿命を迎えた」という人は珍しいんじゃないでしょうか?
私含めて周りでは100,000km以上乗った人もいないし、途中で乗り換える人が多かったです。
そもそもライダーが少ない問題な
特に足としてバイクを使っていて、メンテナンスなどの知識が薄い人ほど、寿命を迎える前に必要なら乗り換えをしたほうがいいです。
故障したまま乗り続けると事故やトラブルに繋がることもあります。
完全に動かなくなると買取してくれる業者も減りますので、『ある程度ガタがきてるから乗り換えようかな?』って時が乗り換えどきになります。
バイク売るのもめんどいんだよなぁ
少しでも楽に高く売りたいなら、間違いなくバイク買取業者がオススメ。
特に私がプッシュしているのは3社ありまして
この3社になります。
ちなみに1社だけに見積もりをしてもらうよりも2~3社で査定をした方が、売値が高くなることが多いので、必ず2~3社への査定をしましょう。
まとめ:メンテ次第ではずっと乗れる
バイクの寿命は
- 故障でパーツ交換をしないとき
- 乗り換えを考えたとき
この2パターンが寿命の種類になりますが、基本的にはパーツを交換し続ければ同じバイクに乗り続けられますが、ほとんどは途中で乗り換えます。
排気量別の寿命
- 原付・小型:50,000km
- 中型:70,000km
- 大型:100,000km
これらが寿命の目安となります。
ただし、定期的なメンテナンスをしていないと目安よりもはるか短い期間で寿命を迎えてしまいますので注意しましょう。