バイクのプラグかぶりを解決する記事です。
エンジンのかかりが悪くなってきたなぁ
プラグかぶってるんじゃない?
こんな悩みを解決します。なので今回は
- プラグの「かぶる」とは?
- プラグかぶりの対処法
- プラグ交換は初心者でも可能
この3つを紹介していきます。
プラグがかぶると火花が飛ばず、エンジンのかかりが悪くなったり、エンストしやすくなったりします。
初心者でも交換しやすいパーツだからプラグの事知っておこう!
プラグの「かぶる」「くすぶる」とは?
まずプラグの「かぶる」「くすぶる」というのはどういった状態のことをさすのか?
かんたんに言うと「ガソリンやオイルによってプラグが濡れている状態」が「かぶっている」という表現になります。
あとはカーボンのすす汚れというパターンもあります。
ガソリンやオイルが付着する理由としては、キャブの調整不足などで混合気が濃くなっていることが多くの原因になります。
なので、新品のプラグに交換してもすぐにかぶる場合、キャブの調整や他の部分に異常があるということになります。
そこまでいってたらバイク屋へGOだね
現行車のほとんどはFi(インジェクション)になっていますが、コンピューター制御だからといって100%かぶらないわけではありません。
エアクリーナーの詰まりなどが原因になる場合もあるので、プラグがかぶった症状が出たらチェックしてみましょう。
プラグがかぶった時の症状は?
プラグがかぶった時の症状としては
- エンジンがかかりにくい
- アイドリングが不安定
- エンストしてしまう
- 回転数が上がらない
- 回転数上昇にむらがある
エンジン始動から走行まで大きな問題になります。
ただし、上記のようにあからさまな問題になる前に症状が少しずつ出てくるので、日々のメンテナンスが大切になります。
プラグかぶりの対処法
プラグがかぶった時の対処法を紹介します。プラグの状況によっても対処法が変わりますのでシチュエーション別に紹介します。
新品プラグに交換する
いきなり最善策から言いますが、かぶったと思ったら新品のプラグに交換するのが手っ取り早いし確実です。
プラグ自体は1本500円くらいで買えますので、大きな出費にはならないでしょう。
重要な部分だけど初心者でもできるメンテナンスだね
不安な人はバイク屋さんに頼むといいでしょう。
プラグくすぶりの場合
ガソリンやオイルでの濡れではなく、カーボンのすすが付いている場合はブラシで掃除するだけで復活する可能性が高いです。
長く使っていると汚れはついてくるので故障ではありませんが、基本的に1万キロ程度での交換が望ましいです。
プラグが濡れていた場合
プラグが濡れている場合はシンプルに乾かせばOKです。
プラグを車体から外し、乾かすといいでしょう。ただし完全に戻らない可能性もあるのであくまで応急処置として行いましょう。
また、プラグを外した穴をふさがないとゴミなどが入り込み別の異常が出ますのでかならずふさぎましょう。
プラグ交換は初心者でも可能
プラグの交換についてはそこまで難しくありませんので、バイク初心者でも交換は可能です。
しかし、規定トルクでの締め付けが重要になりますので完璧を求めるならトルクレンチはほしいですね(なくてもできるけど)
プラグ交換が不安だったり、めんどくさかったりするならばバイク屋に行ってプロに交換してもらうのがいいと思います。
VTR250は後ろがめんどかったなぁ
基本的なメンテナンスになるのでおぼいておいて損はありません!ただし、テキトーにやるとエンジンが終わる可能性もあるのでしっかりと取り組みましょう。
まとめ:プラグは定期的に交換しよう
プラグかぶりの原因は
- ガソリンやオイルで濡れた状態
- カーボンのすすで汚れている状態
この2つになり、プラグがかぶると
- エンジンがかかりにくい
- アイドリングが不安定
- エンストしてしまう
- 回転数が上がらない
- 回転数上昇にむらがある
このような症状がおきてしまう。
プラグかぶりの対処法としてベストなのは「新品のプラグに交換」すること。
応急処置としては、すすを掃除したり、乾かしたりで復活する可能性もありますが、一時的なものなのでやはり交換するのが確実な方法ですね。
自分でも交換しやすいパーツですが、不安ならバイク屋に頼むのがいいでしょう。
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