ニュースやSNSでも、あおり運転話題が尽きませんね、ということで「あおり運転」についての記事です。
『バイクで普通に走ってただけなのに、車間距離詰められてめっちゃ煽られるんだけど』
『前の車が急ブレーキしたり、わざとノロノロ走ってるから抜かそうとしたら幅寄せされた』
など、経験がある人も多いはずです。
私も経験はありますし、通勤時間によっては同じ車に煽られることもありました。
なので今回は
- なぜバイクはあおられるのか?
- あおられたときの対象法
- あおられにくくなる方法+アイテム
この3つをメインに紹介します。
この記事を読めば、バイクに乗っていても煽り運転の被害に遭うことも少なくなるし、たとえ煽られたとしても対処法を知っておけば冷静に対処できます。
最近ではバイク用のドライブレコーダーの必要性もかなり高いので、できるだけ早めに導入したほうがいいでしょう。
バイクにされるあおり運転とは?
まずは「あおる」とはどういうことなのか?簡単にまとめると
- ①車間距離を詰める・幅寄せ
- ②何回もクラクションならす
- ③必要以上のパッシング・ハイビーム
- ④前でノロノロ走ったり急ブレーキを踏む
などの「威嚇」のような行為で、ひとつ間違えれば事故にもつながる危険な行為です。
①車間距離を詰める・幅寄せ
おあり運転でも代表的な行為です。
ちょっとブレーキを踏めばぶつかるくらいの距離まで詰めたり、左端を走行しているときに、横に割り込んできて幅寄せしながら並走してきたりすること。
高速道路でされると命に関わるレベルで危険な行為です。
②何回もクラクションならす
執拗にクラクションを鳴らし、プレッシャーを掛けてくる行為。
普通にうるさいし、周りの目も向けられ精神的に焦りを感じます。車間距離を詰めるのとセットで行う場合がほとんどです。
③必要以上のパッシング・ハイビーム
パッシングやハイビームをされるとミラーが見えにくく、事故にも繋がる危険があります。
さらにプレッシャーもかかります。
④前でノロノロ走ったり急ブレーキを踏む
追突を誘発させるような行為でして、あえて前に割り込んできてはノロノロ走ったり、急ブレーキを踏んで威嚇することです。
バイクの場合追い越そうとすると、道を塞いできたり幅寄せをしてきたりと、前に行かせないようにしてきます。
もしくは、また前に出て同じ事を繰り返すか。
なぜバイクは煽られるのか?その原因とは
あなたが普通にバイクに乗っているのになぜ煽られるのか?その原因の一部を紹介していきます。
しかし原因といっても全てが「車側の勝手な言いがかり」というワケではなく、バイク側にも問題がないとはいえません。
バイクに嫌悪感を持つ人が一定数いる
特に理由もなく「バイクが嫌い」と言うだけで、煽ってくる層は一定数います。年齢層も若い世代から高齢者まで広いです。
基本的にはバイクに乗っていない人が多いんですが、稀に「自分以外のバイク乗りうぜ~」みたいな人もいます。
理由がないので、避けようがありませんが、そもそもバイクのイメージが悪いからそういう人達が生まれるわけです。
つまりバイクのイメージを悪くしている一部のライダーにも原因はあるということですよね~・・・
すり抜け・信号待ちで前に来られるのがムカツク
すり抜ける行為を嫌う人も多くいますし、実際にミラーにぶつけられたなどの被害にあってる人もいます。
なのですり抜けが原因で煽り運転をしてくる場合があります。
バイクに乗っている私でも、車運転中に無理なすり抜けをされると『なんだこのバイク?あぶねーよ』と思ってしまうこともあります。
あとは信号待ちの時にすり抜け、追い越しで先頭にバイクが来ると「邪魔だなー」と思う人もいます。
しかも、大体が原付を抜かしても次の信号でまた前に来られたりしますよね笑
音がうるさくてイラついた
マフラーを変えたり、直管でバイクに乗っている場合も煽られやすくなります。しかも、ヤンチャな人やチンピラなどの怖い方々に煽られることが多くなります。
ちゃんと公道用マフラーを出しているメーカーなら音もそこまで大きくないのでOKですが、ムダに爆音だったり耳障りな音を出してると結構目を付けられますので地域によっては注意しましょう。
バイク側の勘違いもありえる
『何もしていないのに煽られてる?!』と、思っている人ももしかしたら「実は煽られていない」可能性もあります。
- ①バイクは車間距離が取りにくい
- ②ミラーによっては距離感が変わる
①車とバイクでは大きさが違うので、距離感が掴みにくく、普段よりも車間距離が近くなってしまうことがあります。
なので車は煽ってないつもりでもバイクからすると「後ろの車めっちゃ近い!煽られてる?」となってしまうこともあります。
②純正のミラーなら問題ないんですが、結構社外のミラー付けると距離感が分かりにくくなることあります。
それはそれで危険なので問題なんですが・・・。
というわけで、バイクが煽られる原因は
「バイクに良いイメージを持っていない人がバイクに邪魔された!と、思った時に煽ってしまう」
もしくは「バイク側が気付いていないだけで、車側に対して何かアクションを起こした」というのが考えられます。
なので、次は「バイクに乗ってても煽られないようにする方法」です。
煽られないようにする方法は?
100%煽られないというのは無理な話でして(理由なく煽るヤツがいるので)
あくまで、あおり運転の被害にできるだけ遭わないための方法を紹介します。
道路の端に寄りすぎない
キープレフトの誤認のせいで、「バイクは左端によって走れ」と思う人も多くいます。
しかし実際は、自転車が通る白線まで寄らなくてもOKです。キープレフトについて詳しく知りたい人はWikiをチェック。
中途半端に端によってると、「微妙に抜かせないけどスペースはある」状態になり、後続車に『先に行かせたいのか?どっちだよ!!』と、バイクに煽られていると勘違いする人もでてくるかもしれません。
なので、若干左よりの中央ラインを走りましょう。曲がるときも早めに寄りましょう。
空吹かししない
マフラー変えた時とか音が聞きたくて空吹かししちゃいますよね。
でも公道では控えましょう。周りの迷惑にもなり、バイクのイメージをさらに下げる原因にもなりますし、怖い人達から怒られるかもしれないです。
急ブレーキは控える
仕方ないときもありますが、できるだけ急ブレーキをしないように安全運転をしましょう。
前に走ってるバイクが何回も急ブレーキしてきたら『コイツわざと急ブレーキしてきてる?』と、思われてもしかたないです。
もし初心者で自信がないなら、後続車を先に行かせたり、交通量が少ない所で練習したりしましょう。
事故にも繋がる危険行為になりかねませんので注意しましょう。
無理なすり抜けはしない
渋滞中などにすり抜けは便利ですが、車からしたら「あぶねー!」と思う場面も少なくありません。
ミラーにぶつける可能性もあるので、無理なすり抜けはやめましょう。
たまに走行中の車とすり抜け並走してるバイクもいますが、あれ完璧違反なので注意しましょう。(というか左からのすり抜け自体違反)
もし、前の車が左に寄せて通れないようにしてきたら、煽る可能性が高い人なので意地張らずにいなくなるまで大人しくしましょう。
適度な車間距離を心がける
信号などで停車してるとき、車よりも距離感が計りやすいバイクはついつい前の車に近くなりがちです。
しかし、車からすれば『後ろのバイク近いなぁ~煽ってんのか?』となる可能性もあります。
逆に走行中など、あまりに前の車との距離が空きすぎていても後ろの車から邪魔扱いされますので、適度な車間距離を心がけましょう。(前の車がスピード出しすぎてるならついていかなくてもOK)
車の流れに乗るということは事故や渋滞のリスクも減らせるので、意識しましょう。
煽られたときの対処法
煽られないように走っていても、煽られてしまった・・・。
そんなときはどうしたらいいのか?煽られたときの対処法を紹介します。
基本的にはスルー安定
実際に煽られても「自分が何もしていなければ」スルーしましょう。
基本的には関わらない方がいいです。
ここで煽られたことにムカついて反撃してしまうと、相手によっては取り返しの付かないことになるかもしれません。
さらに事故のリスクも高まるので、安全面や精神面を考えたらスルーするのが無難です。
しつこいなら先に行かせる
スルーし続けても、しつこく煽ってくるなら「左側により、先に行かせましょう」
ほとんどの場合、この方法で回避できますので、関わらないことが大切です。
追い越される瞬間に睨まれたり暴言はかれたりするかもしれませんので、もしそれを避けたいなら、停車ではなく、お店に入ったり違う道にはいったりしましょう。
粘着されたら人の多い場所で停車→通報
ツイッターとかで煽り運転の動画とかを良く見ますが、酷いのだとしつこく粘着してどこまでも追いかけてくる輩とかがいますよね。
その場合は人目の多いコンビニなどに入り、警察に通報しましょう。
人目の無いところだと何されるか分かりませんが、人が多いところなら最悪ケータイを取られたり、電話を妨害して来た時は助けを求められますから。
相手しちゃいけない
とにかく煽られたとしても「相手にしないでスルー」が大切です。
反撃してしまったらさらに相手を怒らせますし、相手が怖い人だったら対処できない場合もなくはないです。
煽り運転での死亡事故もニュースで取り上げられているように増えていますので、自分の命を大切にするためにも煽り運転からはできるだけ早めに回避しましょう。
あとは煽り運転の被害に遭わないように、あなた自身もバイクに乗る時は安全運転を心がけましょう。
煽って来る可能性が高い車の特徴は?
これまで話したように、「自分が何もしてないと思っても、車をイラつかせてる事もあり煽られる」ということも多々あります。
なのでこちらも気を付けなければいけないんですが、じゃあ具体的にどんな車が煽って来やすいのか?
これを知っておけば意識して近づかなくなると思いますので、煽られる事も減ります。
イカツいミニバン
- アルファード
- ヴェルファイア
- エルグランド等
ピカピカ眩しいLEDや、ドンドコうるさいウーハー積んでるヤンチャボーイから、ドノーマルのワゴンも多いです。
たまに家族連れなのに煽ってくる人もいるようですね・・・。
希望ナンバー(・・・1 9999等)は結構オラオラしてる人が多いので特に注意。
字光ナンバーの高級セダン
- クラウン・セルシオ
- レクサス
- ベンツ等
セダン系も多いですねー。モノホンが乗っている可能性もあるので、すり抜けとか車間距離詰めたりとかしないように(他の車にもしてはいけない)
希望ナンバーはもちろん、字光ナンバーなども目印。
古い型は比較的若めのニイチャンが多く、新しい型やピカピカの外車はモノホンが乗ってる場合が多いですねー。
なんとなくオーラで分かると思いますが笑
ハイエース・作業トラック
こちらは急いでたりイライラしてる方が多く、車間距離近づけてきたりでどかそうとしてくるのがいます。
先に行かせるようにしましょう。
ここまで具体的な車種名を出してきましたが、あくまで個人の意見なので、紹介した全ての車が煽ってくるわけではありません。
しかし、一部の人がそういった危険行為をするのでその車種のイメージがついているのは事実です。
煽り運転に対しては「ドライブレコーダー」を
今の時代、車のドライブレコーダーは当たり前になってきましたが、バイクのドライブレコーダーってあまり馴染みがないですよね?
以前は車のドラレコに比べ、バイク用品は高めでした。
しかし、現在は1万円前後で「前と後ろを録画できるドラレコ」が発売されています。
もし、あおり運転による事故があった場合は証拠映像として保存しておいた方が、より有利になります。
あおり運転は2019年現在でも警察がかなり力を入れています。
なので、ドライブレコーダーは今後、ライダーにとってはより身近な物になるでしょう。今の内に導入する事をおすすめします。
↑は防水機能もあり、雨の日でも安心して使える事が出来ます。
ドライブレコーダーのに関しては『今やバイクでも必須アイテム?!ドライブレコーダーの選び方とおすすめ3選』の記事に詳しく書いてありますので一緒にご覧ください。
日本語での説明もあるので、機械の操作が苦手な人でも分かりやすいです。
さらに、ドラレコ録画中のステッカーを貼るとさらに効果的で、ほとんど煽られなくなるでしょう。だからといって下手な事はしないように。
まぁ車と違って貼るスペースも少なく、デザイン的に嫌な人も多そうですが。
まとめ:煽られたら基本スルーしよう
あおり運転とは、車間距離を詰めてきたり、必要以上にクラクションをならしてきたりと、相手を威嚇する危険行為。
あおり運転が原因での事故も多発しており、死亡事故もニュースでよくみる。
その中でもバイクが煽られる原因としては
- バイクに嫌悪感を持つ人がいる
- すり抜けなどがムカツク
- マフラー音などでイラついた
というのが大まかな理由。
バイク側が気付かないだけで、キッカケを作ってる可能性もある。なので煽られないようにライダーが気を付ける事は
- 変なところを走らない
- 空吹かししない
- 急ブレーキは控える
- 無理なすり抜けはしない
- 適度な車間距離を心がける
とりあえず、目立たないようにするのが大事。
煽られたときは基本的にスルー推奨。それでもしつこければ停車して先に行かせよう。ずっと付いてくるときは、人目の多い場所に停車し、警察に通報するのがいい。
もしくはドライブレコーダーの存在を知らせれば煽られることは激減するでしょう。
おすすめのドラレコ>>>LANCERTECH LT-300W 全体防水
あおり運転は今後さらに取締りが強化されますので、減る事を願います。
もちろんバイク側も車を煽る行為はやめましょう。
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