今回は「シートカバーの張り替え」についての記事です。
バイクのシートに穴が空いて雨の後とかめっちゃ冷たい…シートカバーの張り替えって自分でできないのかな?
この記事ではキャビーナ50のシート張り替えを画像付きで分かりやすく紹介します。
原付バイクシート張り替えに必要な道具
バイクシートの張り替えに必要な道具は
これさえあれば張り替えはできます。(スクーターの場合は車体とシートと外す工具を用意しましょ)
シートカバーは楽天で「キャビーナ50」と同じサイズの「ブロード50用」を買いました。
自分のバイク用のを探すときは「○○(車名) シートカバー」で検索すると出てくると思います。古いのは分かりませんが。
お次はタッカーという写真右の青い工具で、大きいホチキスだと思ってくれればいいです。
色々調べた結果、100円ショップ「ダイソー」に売っている300円のタッカーが使いやすいと、他のシート張り替えブログの人も数名使ってました。
コスパよす
さらに、もうひとつ必要なのは「タッカー用の針」でして、ダイソーのタッカー自体はいいんですが、針が短くて貧弱なんですよ。
なので、ホームセンターに売っている「マックスのT3-6M」という針を買いました。こちらもシート張り替えブログで使っていた針です。
ちなみに、マイナスドライバーは古いシートカバーについてる針を外すときに使います。
次は本題のシート張り替え作業手順を紹介します。
バイクシート張り替え手順
今回シートカバーを張り替えするバイクは「ホンダ キャビーナ50」というスクーターです。
若干他のスクーターよりも長く、変な段差があるのやりにくかったです。
(うまい具合にシートが見えない写真しかなかった・・・)
若干前の方にテープが貼られているのが分かりますか?あとは真ん中辺りにも。
あそこからの水が地味にウザいんですよね。
古いシートカバーを外し乾燥させる
まずは車体とシートを話すために、メットインを開けて内側から固定しているボルトを外します。
そしてシートが外れたら古いシートカバーをマイナスドライバーで外しましょう(写真無かった・・・)
全部を剥がしたらこのような感じになります。
ちなみにこの状態は完全に乾燥させた後です。
シートが破れている状態だと、ほぼ100%中のスポンジが水を吸っており、そのまま新しいのを貼ると水が残ったままになります。
なのでまずは吸収した水分を抜くために、乾燥させましょう。
押したり体重掛けたりして、軽く水をだしたら、直接日光が当たらない場所で残った水分を飛ばしましょう。
私の場合、結構たっぷりと水分を感じたので、1週間放置してました(忘れてた)
新しいシートカバーの仮止め
シートに新しいシートカバーを被せ、大体の位置を調整し、まずは前と後ろに1ヶ所ずつ仮留めでタッカーを打ち込みます。
仮留めなので割りと適当な感じに。
全体にカバーを合わせてみて、いい感じならタッカーでシートカバーを固定していきます。
シートカバーをそのまま合わせると明らかに短いので、タッカーで打ち込むときはカバーを内側に引っ張りながら打ちます。
↑の写真は、伸ばして一定の間隔で打ち込んでるんですが、初めてだったので全然うまくいきませんでした笑
引っ張りながら一周するまでタッカーで打ち続けます。
そうするとこんな感じになります。ところどころちゃんと打ち込めて無い部分がありますね。割りとどうでもいいバイクだったので妥協してしまいました・・・
表側は特に問題なさそうですね。前の凹みはスポンジ部分がえぐれてたので、へこんじゃいました。
若干ブカブカなように見えますが、実際はしっかり密着しています。
失敗してもマイナスドライバーで抜いて新しく打ち込めば何度でもやり直せます。
完成したら取り付け。
順性と比べるとかなり色が濃いんですが、新しいシートは気持ちがいいですね。
そしてお尻が濡れないのはマジで最高。
まとめ:初心者でも意外と張り替えできる
シートカバー張り替えに必要な物。シートカバーは「○○(車名) シートカバー」で検索しましょう。
- 交換用シートカバー
- タッカー
- タッカーの針(T3-6M)
- マイナスドライバー
シートカバー交換の手順
- ①車体とシートを外す
- ②古いシートカバーを外す
- ③スポンジを乾かす
- ④新しいカバーを合わせる
- ⑤仮留め
- ⑥カバーを伸ばしながら本留め
初心者でもできるけど、丁寧にやらないとたるんだりするので、綺麗に仕上げるならバイク屋に相談してみるか、シートカバー張り替え業者に頼んでみましょう。