
この記事ではバイク免許の種類について紹介します。
バイク免許の種類と排気量
バイク免許は4種あります。
- 原動機付自転車免許
- 普通自動二輪車免許(小型)
- 普通自動二輪車免許
- 大型自動二輪車免許
原付免許以外は、AT限定免許というオートマチックのみ乗れる限定免許があります。
原動機付自転車免許、原付

- 16歳以上であること
- 学科試験に合格すること
- 3時間の乗り方講習を受講すること
- 簡単な技能講習を受講すること
原付免許は30kmの速度制限や、2段階右折義務の制限があります。
原付の試験内容・費用
各都道府県の運転免許試験場にて行われる筆記試験に合格し、実際に原付を運転する講習を受けます。その日のうちに免許証をもらえます。
筆記試験時間は30分となります。
、50点満点のうち、合格点は45点なので難しいように思えますが、交通ルールをしっかり勉強し常識的に考えれば難しい問題はありません。
『原付免許をとるための費用や勉強時間は?ひっかけ問題に注意していれば簡単?』こちらの記事を読んでから勉強すれば1発合格は余裕です。
小型二輪免許(AT・MT)

正式名称は「普通自動二輪(小型限定)」となり、125ccまでのバイクに乗れるようになります。
原付免許との違いは、「30kmの速度制限」「2段階右折義務」「二人乗りが可能」ということです。高速道路は乗れないので気をつけましょう。
大きいバイクに乗らない人は、AT限定を取得し50cc以上のスクーターがあるだけでも便利になりますので、通勤・通学・買い物の足にバイクを使うならこちらの免許はオススメです。
・取得年齢
16歳以上
・運転可能な排気量
50cc~125cc以下
・二人乗り
可能
・高速道路
不可
・車検
なし
・税金
軽自動車税 2,000円~2,400円(排気量により異なる)
・ナンバープレートの色
51~90cc以下 黄色/黒字
91~125cc以下 ピンク/黒字
教習にかかる期間
所持免許なしor原付
- 学科 26時限
- 技能 12時限(AT限定は9時限)
普通免許あり
- 学科 1時限
- 技能 10時限(AT限定は8時限)
教習費用
※住んでいる地域や、教習所によって料金は大きく変わります
所持免許なしor原付
MT 13~18万円
AT 11~16万円
普通免許あり
MT 7万~12万円
AT 6万~11万円
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普通二輪免許(AT・MT)

バイクが好き・乗りたい人は「普通二輪免許」は必須ですよね。中免とも呼びます。
教習所で一番多く取得されるバイク免許でして、400ccまでのバイクに乗れるので、一気に乗れる幅が広がるのがメリットです。
二人乗りもしやすく、高速道路も利用できるので、キャンプやツーリングにも最適。
『ビッグスクーターしか乗らない』という方はAT限定免許でも充分でしょう。
251ccからは車検があります。
・取得年齢
16歳以上
・運転可能な排気量
125~400cc以下
・二人乗り
可能
・高速道路
可能
・車検
251cc以上はあり
・税金
自動車重量税 5,700円(251cc以上)
軽自動車税 3,600~6,000円(排気量により異なる)
・ナンバープレートの色
126cc~250以下 白/緑字
251cc以上 緑枠/白/緑字
教習にかかる期間
所持免許なしor原付
- 学科 26時限
- 技能 19時限(AT限定は15時限)
普通免許あり
- 学科 1時限
- 技能 17時限(AT限定は13時限)
教習費用
※住んでいる地域や、教習所によって料金は大きく変わります
所持免許なしor原付
MT 15~20万円
AT 14~19万円
普通免許あり
MT 10~15万円
AT 9~14万円
また、免許合宿の場合、通学に比べ「5万円」ほど安くなります。
大型二輪免許(AT・MT)

バイク乗りの憧れ「大型二輪免許」を取得すれば、全ての排気量のバイクに乗ることができます。
大型に関しては完全に趣味の領域なので、『通勤で使うために大型取ろう』なんて人はいませんよね笑
大型バイクのパワーはがあれば、長距離ツーリングもストレスなく楽しめるでしょう。
その分重量もあるので、取り回しなど大変で、短い距離などちょこちょこ回るのは向いていません。
バイクが趣味なら必ず取っておきたい免許ですね。
・取得年齢
18歳以上
・運転可能な排気量
400cc以上
・二人乗り
可能
・高速道路
可能
・車検
251cc以上はあり
・税金
自動車重量税 5,700円(251cc以上)
軽自動車税 6,000円(251cc以上)
・ナンバープレートの色
緑枠/白/緑時
教習にかかる期間
所持免許なし・原付
- 学科 26時限
- 技能 36時限
普通二輪あり
- 学科 免除
- 技能 12時限
AT限定普通二輪あり
- 学科 免除
- 技能 16時限
教習費用
大型二輪の場合、「普通二輪免許所持」が入校の条件になっている教習所もありますので、事前に確認が必要です。
※住んでいる地域や、教習所によって料金は大きく変わります
所持免許なし・原付
MT 25~30万円
普通二輪あり
MT 10~15万
AT限定普通二輪あり
MT 12~17万円
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AT限定免許は必要なのか?
オートマ限定の免許ですが、メリットとしては
- MTに比べ教習期間が短い
- MTに比べ若干料金が安い
MT車に乗らないならAT限定の方が確実にお得です。
ただし「普通二輪」「大型二輪」でAT限定を取得するのはちょっともったいない気がします。
反対に「小型二輪AT限定」は持っている人も多くいます。
というのも、買い物や通学・通勤の足として使うなら、色々制限のある「原付」よりも、125ccまで乗れて自動車と同じように走れる「小型二輪」の方が確実に使いやすいから。
なので、400ccまでの中型バイクは乗る予定はないけど、通学・通勤・日常の足としてよくバイクを使うなら、小型二輪AT限定免許を取得するのはオススメできます。
まとめ:足ならAT小型!趣味なら大型二輪!両方なら普通二輪!
バイクの免許は全7種類あり
- 原付 50cc以下
- 小型二輪(AT・MT) 50~125cc以下
- 普通二輪(AT・MT) 125~400cc以下
- 大型二輪(AT・MT) 400cc以上