雨が降るとただでさえ憂鬱な気分になるし『バイクも乗れなくて悔しい~!!』と思うライダーさん、多いですよね?
『せっかくの休みだから雨が降ってても乗りたい!けど、やっぱりやめたほうがいいのかな?』
『通学・通勤で雨でも乗らなきゃいけない・・・おすすめのレイングッズが知りたい』
こんな悩みを解決します。なので今回は
- 雨の日のバイクはどのくらい危険なのか?
- 雨が降っているときの服装はどんなのがいいの?
- オススメのレイングッズ紹介
この3つをバイク歴12年の私が紹介します。
これまでに雨で転んだ回数は3回ほどあり、ヤバイ状況になったことも数回あるので説得力は抜群だと思います笑
初心者ライダーほど知っておいてほしい内容になります。
雨の日にバイクに乗るならいつも以上に注意しよう
通常時でも安全運転をしている人なら問題ありませんが、「自分でも少し運転が荒いほうかな?」と心当たりがある人は雨の日は注意。
特に初心者のうちはバイクの色々な限界が分かっていない状態ですので、例えば
『マンホールを踏んでるとき、どこまで速度が出せて、どこまで車体を傾けられるのか?』
これを知らない状態で実際に走るとほぼ100%スリップします。
それ以外にも雨の日の危険は潜んでいますので、しっかり頭にいれて雨の日を乗り切りましょう。
- 雨の道に潜む「トラップ」
- 「急」な運転をやめよう
- 視界が悪くなり事故をおこしやすい
- 雨ざらしはバイクにもよくない
特に注意すべき4項目を詳しく解説します。
雨の道に潜む「トラップ」
雨で路面が濡れていると、晴れて乾いているときよりも転ぶリスクがめちゃくちゃ高くなります。
特に注意すべきは
- マンホール
- 白線
- ドブの金網
これらは日常でも良く目にしますが、雨の日は確実にライダーを殺しにくる「トラップ」に変わります。
スピードを出していなくても、曲がる時にマンホールを踏んでいたらかなりの確率でコケるので、雨の日は特に速度を控え目にして、危険を早く見つけられるような運転をしましょう。
基本的に金属の上を通るときは、スピードを落として車体とタイヤをまっすぐにして通り抜けるのが正解です。
スリップしやすいので「急」な運転をやめよう
上記のトラップがなくても、コンクリートやアスファルトは濡れてると滑りやすくなりますので、「急」がつくような運転
- 急加速
- 急ハンドル
- 急ブレーキ
- 急な体重移動
以上の行為は控えましょう。
水たまりに突入するときは特に注意が必要でして、免許取得の学科で聞き覚えもある「ハイドロプレーニング現象」を起こすリスクが高いからです。
- タイヤの溝がない
- 空気が入ってない
- 速度が速い
このような時に起こりやすく、リアタイヤが浮いているような感じになり操作ができなくなります。
大事故に繋がるので水たまりができている時は特に気をつけましょう。
視界が悪くなり事故をおこしやすい
ジェットやフルフェイスだとシールドに水滴が付き、かなり視界が悪くなります。
また、ミラーも同じく水滴により見えにくくなりますので、後方の確認がかなり難しくなり、事故が起きる確率がグーンとあがります。
ミラーやヘルメットシールド用の撥水剤があれば少しはマシになるので、危険を回避するためにも購入をオススメします。
曇り止めや撥水材を私が実際に使った「【レビュー】タナックス(TANAX)PITGEAR:シールドのお手入れ・くもり止め・撥水剤のセットがマジで最強」こちらの記事が参考になるので気になる人はご覧ください!
雨ざらしはバイクにもよくない
基本的には雨で故障するということはありません。しかし、雨が降ってもノーダメージというわけではありません。
雨には酸性物質が含まれていますので、鉄をサビさせてしまいます。
雨天時に走行しそのまま放置や、バイクカバーを掛けて保管すると、鉄の部分はスグにサビが始まります。
雨天走行後は、水洗いをし、しっかりと拭いてから保管しましょう。外に停めてある場合は雨がやんだ後に洗車がいいと思います。
また雨天走行で水しぶきがチェーンオイルなどを落とす原因にもなりますので、雨の日に走ったらチェーンメンテナンスもしておきましょう。
ライダーの服装も防水仕様に変えるべき
雨天時の運転や、危険回避も大事ですが雨の日のライダーファッションもかなり大事なポイントです。
次は雨の日に必要なレイングッズと、個人的におすすめの商品を紹介します。
ライダーの雨対策!必要なレインアイテムと、おすすめ商品
ぶっちゃけ私は雨の日はできるだけバイクに乗らないようにしているので、「機能も良くて値段も比較的安いバイク用のウェア」はもってません。
シーズン毎に買い換えられる程度の値段のカッパと長靴を愛用しています。
なので、今回紹介しようと思うのは
- 私が使ってるレベルの安物防水アイテム
- ライダーの友人が使ってた割りとイイアイテム
の2種類です。
バイク通勤メインなら安物を、ロングツーリング等で使いたいなら良い物を選びましょう。
防水ウェア(安物カッパ)
カッパはバイクを買った時点で一緒に買っている人も多いと思います。
ぶっちゃけ通勤メインで1日数分程度なら、毎年新しいのに買い変えて使うほうが防水・撥水性能的にもお得だと思います。
ただし、安物の欠点は「撥水性能が死ぬのが早い」点です。2回くらい着たら死ぬます。
ちなみにバイク用のレインコートと違い1~2サイズ大きめを選んだほうが窮屈にならないのでオススメ。ジャストサイズ購入するとつんつるてんになっちゃいます。
また、毎日長時間の通勤やツーリング等でも使用したい場合はちゃんとしたバイク用のウェアを購入したほうがいいかもしれません。
安物との違いは、走行風のばたつき防止や、水圧での浸水がしにくいなどバイク乗りにしか分からない雨の影響をしっかり考えられています。
さらに耐久性が高いので長く使えます。
防水のグローブ
バイク用のグローブを持ってる人も、雨の日用にひとつ買いましょう。そこまで高くない物でも、バイク用なら操作もしやすくなっています。
また転倒リスクの大きい雨の日は「プロテクター」が重要になるので、できればプロテクター装備のものを選びましょう。
こちらも撥水性能はすぐなくなるので、防水スプレーで強化しましょう。
防水のバイクシューズ
バイクシューズはちょっと難しいんですが、確実に雨の日も乗る!と言う方は「ゴアテックス素材」のブーツがおすすめです。
私は雨の日は通勤だけなので、ホームセンターで売っている普通の長靴(1,500円くらい)のを使っていますが、ギアチェンジも問題ないし、かなり使いやすいです。
もしくは緊急用にシューズカバーをバッグに用意しておくと急な雨にも対応できます。
ヘルメットシールド用の撥水材
車のフロントガラスに塗ると雨がサーっと落ちていく撥水剤の「ガラコ」のように使えるスプレータイプのがタナックスから販売されています。
サッと塗ることができ、水除の効果も十分期待できるので梅雨の時期などに使いたい商品です。
1本で長持ちするのもありがたいですね。
シールドの曇り止め
撥水材同様に、シールドの曇り止めもタナックスから発売されており、これがめちゃくちゃ効果的なので冬のマストアイテムです。
まだ使ったことがない人ならファーストインパクトは絶大でしょう。
私も『こんなに変わるのか!なんで今まで使ってこなかったんだろう』と思うくらいの衝撃でした。
防水スプレー
カッパ・グローブ・シューズなどの撥水性能向上のために定期的に防水スプレーを使ってます。
こちらも散布したあとは撥水性を試したくて雨を期待してしまいます。
以外と飛び散るしシンナー臭がすごいので、必ず外でスプレーするように。そして周りに洗濯物とかがないところでやりましょう。
雨の日に役立つバイクの装備
ライディングスキルやライダー装備をしっかりと用意するのも大切ですが、バイク自体の装備も考えるとさらに雨の日を安全に運転することができます。
電子制御ABS
最初のほうでも雨の日の走り方について紹介しましたが、人間なので時にはミスをしてしまうこともありますよね?
そのちょっとのミスで大きな事故につながることもあります。
なのでバイクに搭載されている機能を使うことでさらに安全な走行ができるようになるでしょう。
有名なのはABSという、「急ブレーキをかけた時にタイヤがロックすることを防ぐ装置」も雨の日には重要でして、雨の日は特にロックしやすいのでABSがあると安心です
さらに詳しくABSについて知るには『バイクのABSって何のこと?いまさら聞けないABSの特徴や必要性を詳しく紹介』こちらの記事が参考になります。
そのほかにもCBSやトラクションコントロールシステムなど車種によってさまざまな機能がありますので、多少値段は高くなりますがしっかりと装備を確認しながらバイク選びをした方がいいですね。
タイヤを変える
タイヤの溝は雨水を排水するためにあるので、長く使い続けて溝がなくなったタイヤだと雨の日の転倒リスクがかなり高くなります。
しっかりとグリップして滑らないようにするために、タイヤのチェックはしっかりとしておいた方がいいでしょう。
まとめ:できれば雨の日はバイクに乗らないほうがいい
ここまで雨の日のバイクに付いて書きましたがやっぱり
雨の日はバイクに乗らないのが一番ですね。
雨の日は晴れているときよりも滑りやすく、視界も悪くなるので事故を起こしやすくなる。
安全運転はもちろんだが、「急」がつく運転はしないほうがいい。
そして気を付けなきゃいけないのが
- マンホール
- 白線
- ドブの金網
この3つはライダーを殺すために生まれたトラップなので、踏まないように。
雨は酸性物質を含むので、雨ざらしにしておくと、鉄の部分がどんどんサビていくので、雨天走行後は洗車などで、雨を流しましょう。
最後に雨用のバイクアイテムを装備するのも忘れずに。
梅雨の通勤は雨ばっかで憂鬱だけど、事故のないように気を引き締めてバイクライフ楽しみましょう。
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