
急なトラブルに対応できるように車載工具が積んであるか確認しておきましょう。

出先での事故やトラブルを想定して工具を積んでおきたいね



よくあるトラブルと必要工具も知りたいね
こんな疑問を解決します。なので今回は
- トラブルとそれに対する必要工具
- 最低限積んでおきたい工具
- おすすめの車載工具セット
この3つを紹介します。
特に山などに行くときは近くにバイク屋や、ホームセンターが無い場合もありますから、車載工具は用意しておきましょう。



中古バイクには積まれていない可能性もあります!
▼最初の車載工具はこれで決まり!▼
車載工具は必ずバイク用意されてるのか?


車載工具は基本的にはシート下に入っていますが、中古車などは純正品が積まれていない場合もあります。
必ず入って入るとは限りませんが、一応確認してみるといいでしょう。シートを開けてどっかしらのスペースに置いてあると思います。



プラグレンチだけでもいいか残してくれ~
質はあまりよくないので別で購入するのもアリ
どちらにせよ、純正の車載工具は「超緊急用」なので、使い勝手はあまりよくないです。
ただ、プラグレンチに関してはプラグのみにしか使えず、適合サイズを購入するのももったいないので、残っててほしい工具ではありますね。



プラグレンチだけ地味に用意するのがめんどくさいので…
他工具は基本的に工具セットに入ってるものなので、取り替えても問題なしです。
車載工具を使う具体的なトラブルとは?
ツーリング等、出先でのトラブルで多いのが
- タイヤのパンク
- バッテリー上がり
- 転倒での曲がり・折れ
- 点灯類が切れた
どれも走行に直接影響がでるトラブルなので、あくまで車載工具では応急処置止まりとなります。
その後、必ずバイクショップで直してみてください。



とはいえ応急処理するにも予備部品が必要なことが多いので注意!
バッテリー上がりは外出先でのトラブルでもトップ3に入るレベルなんですが、車載工具ではどうにもできません。どうにかガソリンスタンドやバイクショップを探すしかないんです……。
もしもバイクが完全に止まってしまい、応急処置もできない状態になったらムリしてバイクに乗らず「ロードサービス」を使いましょう。



未加入でレッカー使うと泣きたくなるくらい金かかるので
ツーリングによく行くなら、まずは保険を徹底的に準備しておきましょう。年齢が若くてお金がないからといって、無保険でバイクに乗るはさすがに無責任だと思います。
ロードサービスは日本で1番有名な「JAF」に加入がおすすめです。
バイクに最低限積んでおきたい車載工具6選
ここからは実際にバイクに積んでおきたい車載工具を紹介します。純正では入っていない工具もあるので、その時は追加で買いましょう。
車載工具で迷ったらセットがおすすめ
『工具沢山そろえるのめんどくせー』という方は車載工具セットを購入してみてはいかがでしょうか?
内容は
- 1/4エクステンショングリップ
- 1/4エクステンションバー
- ワンプッシュリリース付ソケット変換アダプター
- 首振りコンビネーションギヤレンチ
- 1/4ソケット:8mm、10mm、12mm、ビット用
- 1/4ソケット:(+)ビット #1、#2、#3、(-)ビット #4、#5.5、#7
- 六角ビット:4mm、5mm、6mm、8mm
- ソケット用レール:135mm
- 1/4ソケットレール用コマ:4個
- ビットホルダー10穴
10種類も入っていてお値段はかなりの激安ですが、デイトナという有名バイクパーツメーカーなので、バイク用としてはこれ以上ない工具セットです。
最上級の工具ではありませんが、万が一のための応急処置用として考えれば、「全てがちょうどいい」と思える製品でしょう。



日常生活用としても使えるしね!
①ソケットレンチ
個人的には一番使用頻度が高いのがソケットレンチなので常備しておきたいんですが、問題はシートしたのスペースだけで収まるか?ってところです。
なのでソケットの中でも「よく使うサイズ」を選抜して入れておくのがいいかもしれません。



ほとんど同じサイズしか使わないしね
ただし、紛失やサイズ間違えには注意しましょう。
②六角レンチ
純正の車載工具でも入っている六角レンチも地味に使います。
私の場合、バーエンドミラーにしていたとき、バイクの振動ですぐにイモネジが緩くなってしまう状況だったので、六角レンチは必須アイテムでした。
③コンビネーションレンチ
メガネレンチとスパナのコンビネーションレンチもよく使う工具なので、よく使うサイズを常備しておきましょう。
ソケットレンチセットに比べてサイズを揃えてもかさばりにくいので、バッグ類を使わずに全てシート下に収納する場合はコチラの方があってるかもしれません。
④ドライバー(+-)
とりあえず必要ですよね。ドライバーはボルトに比べて替えがきかないので必ず積んでおきましょう。
サイズとしては2番がよく使われるので、最低でも2番はもちましょう。
⑤プラグレンチ
出先でプラグ交換をすることって滅多にありません。
ですが、純正の車載工具にも入っていますし、あなたのバイクにあうサイズのプラグレンチは用意しておくといいでしょう。
⑥パンクキット
いつ起こるか予想できないのがタイヤのパンクです。外出先でのトラブルトップに入ってるのにも関わらず、純正車載工具だけでは対処できません。
なので、コンパクトタイプのパンク修理キットを積んおくのは大切です。



このサイズならシート下にも入るかも!
また、パンクに関しては異物を踏む以外にも、空気圧が適正でない場合も考えられますので、ツーリング前にしっかりと準備しておくとパンク被害を減らせます。


バイクに積んでおくと便利な車載工具5選
ここからはバイクに常備してあると便利な物を紹介します。
必ずしも必要ではありません。が、自分以外にもトラブルがあったときように積んでおくと助かる人もいるでしょう。
①ヒューズ
ナビやスマホの充電等、電気を使うことが多くなりました。それにより過剰に電気が流れるとヒューズがぶっ飛んでしまいます。
カスタムやメンテナンスの時点で気づくことが多いんですが、出先でも万が一ヒューズが飛んだことを考えて予備を持っていくといいでしょう。



全部持っていかなくても数個あるだけで安心感が変わります!
②バッテリースターター
ロードサービスが発表した出先でのトラブルの1位が「バッテリー上がり」です。
キャブ車なら押しがけでどうにかなるかもしれませんが、Fi車だとちょっとムリがありますよね。
そんな時に役立つのがスターターです。
③ビニールテープ④タイラップ
カウルが損傷した時や、事故で破損した部品が首の皮1枚で繋がっているときなどの補修用として、ビニールテープやタイラップは使えます。
あまりオススメはできませんが、レバーやステップが取れたときもグルグル巻きにしてバイク屋まで乗って行く事もできる事もありますしね。
とにかく荷物になりにくく、いざという時にかなり使えるので、補修用のアイテムは持っておきたいですね。
⑤カッターナイフ
ビニールテープやタイラップの余分な部分をカットするのにカッターナイフがあると便利です。
ハサミでもOKですが、どっちにしても手を切らないように注意しましょう。
まとめ:もしものために車載工具は必ず用意しておこう
車載工具はツーリングなどの外出先でのもしものトラブルに対処するために純正で入っていることが多くあります。



まぁ純正品だけだと外出先のトラブルに対応できるかは微妙だけど
なので、ツーリングに行かれる前には車載工具が揃っているかを確認しましょう。
最低限積んでおきたい車載工具
積んでおくと便利な車載工具
もし、出先でどうしようもできなくなってしまった場合は、「日本自動車連盟(JAF)」などのもしもの時のロードサービスの連絡先だけでも登録しておくと良いでしょう。


できれば車載工具は使わないように日々のメンテナンスでバイクの調子をよく見ておくとトラブル回避にもつながります。