
「あ、これネジ外せないかも…」 そう思った瞬間に手を止めたあなたは正解です。
錆びて固着したネジを力任せに回すと、高確率でネジ頭が「ナメる(潰れる)」か、最悪の場合ネジが折れて詰みます。
バイクメンそうなると修理代は数倍に跳ね上がります
まず落ち着いて、まず紹介する「ダメージの少ない順の対策」を試してみてください。



ほとんどの場合ネジザウルスだけで解決しちゃいます!
錆びたネジを外す方法5選
固着したネジを外す方法を解説していきます。
- 潤滑油で5分放置
- ネジすべり止め剤を使用
- 貫通ドライバーで叩く
- ネジザウルスで回す
- 電動ドリルでネジを破壊(最終手段)



5番以外はどこから試しても大丈夫です!
仕事で水回りの機械の修理や分解をしていたので、錆びたネジとかは日常長判事でしたが上記の方法で外れなかったネジはありませんでした。
1.潤滑油を散布して5分放置
分かりやすく説明すると、時間とともにネジ山同士が錆が接着剤の役割をして外れにくくなります。
そこに潤滑油を吹くことで、成分が少しずつネジ山の隙間に入り込み錆を分解して剝がれやすくしてくれます。



コツは隙間に向けてスプレーすることと、5分は待つこと!
バイク以外にもドア金具などの動きもよくするので、ひとつ持っておくと何かと便利です。
他の方法を試す場合でも、潤滑剤を先にスプレーしておくことで外しやすくなります。
まず、最初に試してほしい方法です。
2.すべり止め液でネジ溝の潰れを防ぐ
ドライバーで回そうとしてもビクともしない場合、そのまま続けているとネジ山が潰れて+ドライバーでは回せなくなります。
ネジ頭の形が変わる前に、すべり止め液をネジ山に少し垂らすだけで、グッと力がまっすぐに入りやすくなります。



服につくと落ちないのでウエスかティッシュを準備しよう!
値段の割に、意外と活躍する場面が多かったので最低1つは常備しています。
3.貫通ドライバーとハンマーで衝撃を与える
ネジの固着は衝撃を与えることで緩みます。
片手で貫通ドライバーをネジ山にあてズレないように強く押し込み、もう片方の手で、ハンマーを貫通ドライバーのお尻部分にまっすぐ叩き込みます。



普通のドライバーを叩くとぶっ壊れるから注意!!
衝撃でネジが少しずつ回転しますが、分かりにくかったら叩いた後にドライバーで回せるか確認してみましょう。
固着がひどい場合は、何度もたたくといつか固着が剥がれます。
勢いあまってバイクを倒したり、フレームを叩いたりしないように注意です!
4.ネジザウルスでナメたネジを外す
ネジ頭が潰れてドライバーが回らなくなってしまった時は「ネジザウルス」が有効です。
ネジの真上や横からもしっかり挟み込んで回せるので、狭い場所でも応用が利きます。



両手で思いっきり力が入れられるから大体外れるよ!
しかし、サビサビで完全に固着している場合は無理に回そうとすると火花が散ったり、ネジで抑えている部分がゆがむ可能性もあります。



修理しようとして数万かけたのに直らないのは最悪だよね
5.電動ドリルでネジを破壊(最終手段)
ネジ頭をドリルで揉み消す(除去する)方法は、失敗するとリカバリーが難しいため、慎重な作業が求められます。
ドリルを使ったネジの外し方
いきなりドリルを当てると、刃先が滑って周囲のパーツを傷つけます。
- ネジ頭の真ん中に小さな凹みを作る
ここがズレると、ネジ穴を再利用できなくなるため、最も集中すべき工程です。 - 下穴を開ける(細いドリル)
2mm程度の細いドリルで、垂直に深さ2〜3mmほど掘ります。※切削油使用
金属用ドリル刃に変え低速でネジを掘っていく - 同じ太さのドリルで頭を飛ばす
ネジの軸(M5なら5mm、M6なら6mm)と同じ径のドリルを使います。
少しずつ掘り進めると、ある瞬間に「ポロッ」とネジ頭が取れます。
長く使うならマキタ製のドライバが定番ですが、たまにしか使わないのなら「HiKOKI」製などグレードダウンしても問題ありません。
ドリルビットは大小サイズがそろったセット品がおすすめです。使っていくうちに決まったサイズのビットがあれば別途購入しておくと折れた時も安心です。
オイルスプレーを1滴たらすだけで、驚くほど削りやすくなり、ドリルビットの消耗も防げます。数百円ケチって、数千円のドリル刃を焼き付かせるのはもったいないです。



ドリルかぁ…使ったことないから心配だな…
ここまでネジの外し方を紹介しましたが、正直ドリルでネジ頭を飛ばすのは素人には現実的ではありません。
失敗すると後戻りできなくなるリスクもあり、その前に準備で費用がかかります。



ネジが外せないと修理もできない…どうしよ
ネジが外せないほど進行している場合は、修理が難しいく、他の部品も経年劣化していることが考えられます。
そうなると、修理費をかけるより、バイクの乗り換えをしたほうが安心して長く乗ることができるので、一度乗り換えと修理を比較してみるといいでしょう。
まずは無料査定に申し込み、あなたのバイクがいくらになるかを聞いてから、考えるも遅くないです!
固着したネジを外す基礎知識
ここまでは緊急用に「今すぐネジを外したい」人向けの内容でした。
ここからはネジに関しての基礎知識を紹介します。今後のために覚えておくと便利です。
ドライバーのサイズはネジにあっているか?
ドライバーのサイズが合っていないと新品のネジでもすぐにネジ頭が潰れることもあります。



大体使われてるのは2番だね!他に1番3番もあるといいよ!
ネジサイズの見分け方ですが、実際に溝に当ててドライバーサイズが大きければそもそも入らないのですぐに気が付きます。
ドライバーサイズが小さい場合は回せてしまうので注意。ほとんどの場合、2番のネジに1番ドライバーで回そうとして潰してしまうことが多いです。
まとめ:錆びたネジでも焦らずに正しく外そう
ネジは金属で出来ているので錆を防ぐのは難しいです。なので、固着する前にネジ自体を交換するのがいいでしょう。
上記の方法でも外せなくなってしまった場合は、バイク屋に頼むか、バイクの乗り換えを検討してみるのもいいと思います。
ネジではなく、「ボルト」が外せない場合は、手順も変わりますので「ボルト・六角ナットを正しく外す方法4選!回す方向はあってる?」こちらも一緒に参考にしてみてください。










