冬のバイクに関する防寒対策の記事です。
めちゃくちゃ寒い冬を乗り越えられる気がしない…冬でも快適にバイクに乗ることはできないのか?
ライダーにとって永遠のテーマでもある冬の悩みを解決します。なので今回は
- バイクで体が冷える原因はコレ!
- 冬のバイクはどんな服装がいいの?
- その他の体が暖まるアイテムは?
この3つについてバイク歴14年以上の私が紹介します。
冬にしか見れない景色も沢山あるから、できるだけ『バイク寒いから行くの嫌だな・・・』を無くせればいいなと思い書きました。
この記事を見れば寒さに負けず冬のバイクも楽しめるようになります!
寒さの原因は「3つの首」が冷えているから
まずはなぜ体が冷えるのか?ということから知っておく必要があります。
首・手首・足首の3つの「首」は体の中でも皮膚が薄い部分なのでそこが冷えると、冷たい血液が体中に流れるということになります。
なので防寒に力を入れたいライダーは、まず3つの首を冷やさないようにすることから始めましょう。
【首を暖める】ネックウォーマー
首周りは特に血の流れが悪くなりやすいのでしっかり防寒対策をしましょう。
一番手軽なのがネックウォーマーでして、上から被るタイプや、ボタンで留めるタイプがあります。
フルフェイスを被り、厚めのジャケットを着ているとネックウォーマーがダブついたりして小さなスキマが生まれてしまいます。そうなるとスキマから風が入ってきて効果がなくなってしまうので、サイズ感はかなり重要なポイントです。
【手首を暖める】冬用のグローブ
操作性・安全性を考えたら季節関係なくグローブは装備しておいたほうがいいでしょう。
冬用のグローブでは保温性もかなり重要ですが、「手首」を冷やさないようにすることも大切ですのでなるべく手首が隠れるような長さのグローブを選びましょう。
さらに『冬用バイクグローブで防風・防寒対策|コスパ良しのおすすめ5選』にて詳しく書いてありますので、こちらも一緒にチェックしてみてください。
【足首】ブーツ
スクーターなら足元が隠れるようになっているので風をかなり防いでくれますが、マニュアル車は足がむき出しなのでモロに風を食らいます。
そして、ローカットやミドルのシューズでは足首にスキマが出来てしまいいくら分厚い靴下を履いていたとしても冷たい風によって冷やされてしまいます。
アヴィレックスのヤマトシリーズはシフトガードもあり、かなりライダー向けの製品なので初心者からベテランライダーまで幅広く人気のブーツです。
風がモロに当たる【上半身】の防寒対策
走行中に1番風を受ける上半身はできるかぎり厚着をして、防寒対策している人も多いと思います。
しかし、ちゃんと性能を活かせれば最低限の重ね着で寒さを防ぐことが出来ますので、おすすめのジャケット・インナーを紹介します。
ちなみに私の真冬は「メリノウール・ニット・ジャケット」で済みます。(神奈川だからそこまで寒くないので)
風を防ぐジャケット
アウトドア用とバイク用のジャケットはプロテクターの有無の違いが大きいです。
値段も控え目なので、初めてのバイク用ウインタージャケットにおすすめです。
他のウインターバイクジャケットは『冬用バイクジャケットのおすすめ5選|ウェアで寒さを防いで冬のツーリングを楽しもう』の記事をチェックしてみてください。
保温性でインナーを選ぶならメリノウール
ユニクロのヒートテックでも暖かくはなりますが、汗を放出する機能が低いので汗冷えしやすいんです。
なので、保温性と適度な通気性を兼ね備えた「メリノウール」という素材を使ったインナーがおすすめ。
ヒートテックよりも少し値段が高くなりますが、機能性を重視するならひとつはもっておきたいインナーです。
さらにメリノウールについて詳しくは『インナー&靴下は極暖の「メリノウール素材」にしよう!最強におすすめの防寒アイテム!』をご覧ください。
世界が変わりますよ!
操作性に関わる【下半身】の防寒対策
MT車では足がむき出しなので上半身と同じくらい風を受けます。
寒さもそうですが、膝などの関節の動きが悪くなり、操作性の低下が心配なので、しっかりと防寒しましょう。
バイク用の防寒・防風パンツ
普通のジーンズとバイク用の違いは、ウエストパッドとニーパッド装備なので、安全性が高い事、さらにバイクにまたがる事を想定されているのでしっかりとしたフィット感があります。
ただ、真冬ではインナーパンツと併用しないと確実に寒いです。
アンダーのインナーもメリノウールでOK
アンダーウェアのインナーもやっぱり「メリノウール」がおすすめですのでユニクロのヒートテックじゃ寒い!という人は変えてみてはいかがでしょうか?
以外と下半身も汗をかくのでしっかり保温しましょう。
靴下も保温性の高いメリノウールが最高です
靴下も重要でして、意外と適当に選んでる人が多いとおもいますが、メリノウールの靴下に変えるだけで冬のツーリングがかなり快適になります。
クッション性も高く、窮屈になりにくいので足先の冷えにも効果があります。
なによりもめちゃくちゃ暖かいので、バイク意外でも登山やウインタースポーツにも履きたい靴下です。
めちゃくちゃメリノウール推しですが本当に暖かいのでぜひ試してほしいです笑
これで全身の防寒が完成しました。これでも充分快適にバイクに乗ることが出来ますが、さらに「あると嬉しい防寒グッズ」を紹介します。
その他あると役立つ防寒グッズ
なくてもいいけど、あると役に立つ、そんな冬用の小物を紹介します。
この記事で紹介した全ての商品を装備しても「寒すぎてバイクに乗れない!」という人は、冬にバイクに乗るのは諦めましょう。バイクが嫌いになる可能性があります笑
貼るタイプのホッカイロ
冬の定番アイテムのホッカイロ。腰や首の後ろに貼るだけでポカポカしますよね。
低温火傷に気を付けて説明書通りに使いましょう。
インナーグローブ
冬用のグローブの中にもう一枚薄手のグローブをするとさらに暖かくなります。
サイズ調整をしないと操作性に影響が出ますのでお店で試してから買うのがいいでしょう。
冬のインナーグローブを選ぶなら『バイク乗りにおすすめの人気インナーグローブ4選|冷たい手を暖める最高の防寒グッズ』こちらの記事もオススメです!
ブーツインナー
意外と使っている人が少なそうなアイテムですが、足首から指前までを保護してくれます。
薄手の記事なので、びったりサイズのブーツやシューズを履いていても違和感なく装着できます。
値段も安いので試しやすい一品。
腹巻
お腹が冷えるとトイレの心配もでてきますよね。
そんな時は腹巻が意外といい。もこもこな素材や、ぴったりフィットなど色々種類がありますので、おなかが弱いライダーはぜひ。
まとめ:冬のバイクはとにかく風を防げ
「首・手首・足首」の3つの首は皮膚が薄く、体温低下の原因になるので、しっかりとスキマができないようにガードする。
- 【首】はネックウォーマー
- 【手首】はグローブや、インナー
- 【足首】はロングブーツや、ブーツインナー
体全体を寒さから守るために、インナーの上にニットや、スウェットを着込み、さらにその上から風を防げるジャケットを着るのが理想。
パンツもバイク用の方が安全性やフィット感があるので、できればバイク用を穿きたい。
インナーや靴下はメリノウール素材が暖かく、肌触りもいいのでおすすめ。
以上、冬を乗り切るためのバイク装備を紹介しました。
冬は寒いですが、さらに雨なんて降ったら最悪の事態ですよね。しかし、通勤ライダーはそれでもバイクに乗らなきゃ行けないときがあります。