あなたはバイクに乗る時バイク用の「ライディングジャケット」を着ていますか?
『バイク用のジャケットって必要なの?なんか高いしいらなくない?』
『バイクジャケットっていっても種類が多くてどれを選んだらいいか分からないな~』
こんな悩みを解決します。なので今回は
- バイクジャケットの必要性
- バイクジャケットの種類・特徴と選び方
- 迷ったらコレ!おすすめジャケット5選
この3つをバイク歴12年の私が紹介します。
バイクに乗りはじめると揃えるものが多くて財布に厳しいですよね・・・。
しかし、命をまもるためにもしっかりとしたジャケットを選びましょう。
すぐにオススメジャケットが知りたい人はタップでジャンプ⇒迷ったらコレを選べばOK!おすすめジャケット5選
バイクジャケットの必要性
『バイクジャケットって高くて出来れば買いたくないんだけど、そんなに必要なの?』
確かにバイクジャケットってメーカーによっては4~5万とかあたりまえで結構高いですよね・・・。
しかし、バイクにのるならバイク用のジャケットを見につけるべきでして、理由は
- 事故時のダメージを軽減する
- 快適に過ごせる
この2つ。超重要なので、詳しく説明します。
転倒や事故時のダメージを軽減する
バイク用のジャケットには「プロテクター」が入っており、転倒や・事故時の衝撃を軽くしてくれます。
プラスチックや樹脂などメーカーによって素材は様々ですが、基本的には
- 胸
- 背中
- 肩
- 肘
の4ヶ所に入っている事が多いです。
特に「胸部の損傷は死亡事故の原因第2位」なので、しっかりと守って欲しい部位です。
バイク事故はスピードを出していなくても、被害が大きくなりやすく、肘や肩なども脱臼・骨折しやすいので、プロテクターがあると安心感も得られます。
さらに夏でも長袖のバイクジャケットを着た方がよくて、転倒時のすり傷もジャケットを着ていれば最小限に抑えられるからです。
私も16歳の頃、原付でコケたときのすり傷のあとが11年経った今でも残っています。
足なので普段は見えませんが、手とか腕とかに後が残るのがイヤならジャケットは正しく着ましょう。
快適に過ごせる
バイクって天候とか気温の影響をかなり受けるじゃないですか?
夏は溶けるほど暑いし、冬は凍るほど寒いし、雨は濡れる。
そんな影響を軽減して、快適なバイクライフを提供してくれるのがバイクジャケットです。
それぞれの特徴は次に説明する種類と特徴の項目で詳しく解説しますね。
バイクジャケットの種類とその特徴
ここでは全部で5種類のバイクジャケットとその特徴を紹介します。
3シーズンジャケット
名前の通り「春・夏・秋モデル」もしくは「秋・冬・春モデル」の2パターンの季節に着るバイクジャケットです。
3シーズンジャケットは気温の変化に対して、インナーを入れたり外したりすることで調節できる種類が多いのが特徴。
真夏や真冬以外の時期には保温の調整もできるので、「昼暑くて夜寒い日」には活躍できます。
メッシュジャケット
メッシュ素材を使っており、主に「夏」に着るジャケットです。
メッシュなので風通しもよく、走行中はかなり涼しいので、真夏のツーリング必須アイテムですよね。
『真夏に長袖って暑そう』と思われがちですが、暑さの原因である「日差し」を防げるので、簡単にいうと「日陰のような状態」で、逆に涼しいです。
関連記事⇒バイク用メッシュジャケットのおすすめ5選
ウインタージャケット
「真冬」のさむ~い時期に着るバイクジャケットです。
3シーズンよりも防風・防寒性に優れており、冬でも快適にバイクに乗る事が出来ます。
服のスキマから冷気が入りこむ事によって、体が冷える原因になりますので、ウインタージャケットはスキマができにくいような作りになっており、体が冷えるのを防ぎます。
関連記事⇒冬用バイクジャケットのおすすめ5選|ウェアで寒さを防いで冬のツーリングを楽しもう
レインコート・カッパ
カッパのこと。防水仕様のジャケットでも完全防水なのはすくないので、その上に羽織れるカッパがあると助かります。
突然の雨にも備えて、レインコートを荷物に入れておくようにしましょう。
バイク用のレインコートはウェアの上から着ることを想定されているのでサイズも大きめになっています。
関連記事⇒【コスパ重視】初めてのカッパはこれを選べ!バイク用レインウェアのおすすめ5選
バイクジャケットの選び方
次は「どんなジャケットを選べばいいのか?」を項目ごとに解説します。
素材
バイク用のジャケットには様々な素材が使われています。
- ①レザー(革)
- ②ポリエステル
- ③ゴアテックス
①レザー(革)は防風機能や耐久性にも優れており、ファッションとしても着やすい素材ですが、保温性は低く、メンテナンスしないと劣化が早いのがデメリットです。真冬はちょっとキツイ。
②ポリエステルはバイク用のジャケットで良く使われている素材です。
防風・防寒機能に優れていて、冷気から身を守ってくれます。保温性にも優れています。耐久性も問題はありません。
ウインタージャケットやメッシュジャケットの素材もポリエステルが多いです。
③最強の防水機能がゴアテックスですね。
値段もかなり高く、一部のメーカーからしか出ていないので珍しいですが、長持ちもするので、ひとつあると全天候で活躍できるます。
サイズ感
バイク用ジャケットのサイズ感は、普段着とは異なり、「バイクに跨った姿勢」をベースに作られているので、若干袖が長めに作られていますます。
サイズが小さいと、袖が短くグローブをしていても手首が露出する可能性もあり、事故の時手首の関節をしっかりと守れないかもしれません。
反対にサイズが大きすぎると、走行中にバタついたり邪魔になったりするので、操作に影響がでます。
ネットでしか欲しいジャケットがない場合でも、一度実店舗で似たようなジャケット(できれば同じブランド)を試着して、袖丈の長さを計ってみましょう。
そしてネットで欲しいジャケットの袖丈と比べてみるのが確実かと思われます。
ブランドによってもサイズ感が変わりますので、もしかしたら好きなブランドのジャケットではベストなサイズがないかもしれません。
安全性をとるかファッション性をとるか選ばなくてはいけないこともあるでしょう。
安全性(プロテクター)
バイクメーカーが出しているジャケットならほとんど各部位にプロテクターが入っていますが、製品によっては入っていない部位もあります(背中だけナシとか)
安全性を重視するなら、全部位(胸・背中・肩・肘)にプロテクターが入っているかどうかを確認しましょう。
メーカーによってはプロテクターの素材や強度が異なりますので、レビューやメーカーの説明をしっかりと読むといいでしょう。
迷ったらコレを選べばOK!おすすめジャケット5選
ここまでバイクジャケットの種類や、素材などを紹介しましたが
『結局どれを選べばいいのかわかんねーよ!!』
という人も多いでしょう。
なのでここからは、「種類別のオススメジャケット5選」を紹介します。
1ジャンル1種類なので「良く分からんけど、おすすめのメッシュジャケットが欲しい!」と思ってる人はここで紹介するメッシュジャケットを買えばOKです!
【3シーズン】ドゥーハン
「春・夏・秋モデル」の3シーズンジャケットなので冬に着るのは寒いかもしれません。
ですがインナーの着脱により調節が可能なので、長い期間使用できるジャケットです。
プロテクターは両肩・両肘・背中に入っています。
値段が安いので購入しやすいのもメリットです。
【メッシュ】モトベース
エアスルーメッシュのジャケットで、走行中の風を心地よく感じることができます
プロテクターは肩・肘・背中に入っており、事故時の衝撃をカバーします。
シンプルでうるさくないデザインなので、どこにでも着やすいジャケットです。
【ウインター】ウインターパーカ-IFU(イフ) / komine(コミネ)
バイク初心者の最高の味方である「コミネ」というメーカーのウインターパーカ。バイク以外のアウトドアでも使えるシンプルなデザインで、フードの取り外しも可能になっている。
肩・胸・ひじにハードプロテクター、背中にもスポンジが内蔵されているので、安全性もバツグン。
値段もかなり控え目なので、初めての一着におすすめなジャケットです。
【レザー】SP-1 エアーフロー レザージャケット / alpinestars(アルパインスターズ)
レザー素材ですが、メッシュ構造なので、春や夏に着られるジャケットです。
耐久性が非常に高く、プロテクターは「胸・背中・肩・肘」に搭載されているので、衝撃にも強いです。
機能的なジャケットなのでお値段がちょっと高めですが、めちゃくちゃかっこいいので、個人的に欲しいです。
【ゴアテックス】マルチクルーザージャケット / GOLDWIN(ゴールドウイン)
今まで紹介したジャケットの中でも特にシンプルなデザインで着る人を選ばないのが、ゴールドウインのウインタージャケットです。
名前の通り、高機能素材のゴアテックスを使用しているので、防水・透湿・防風に期待できます。
プロテクターは肩・肘・胸・背中に入っています。手洗いも可能。
すこしお値段が高めですが、機能面は最高の一着です。
まとめ:バイクに乗るならウェアを揃えて快適に
バイクジャケットは天候や季節に合わせて快適に過ごせるために着た方がいい。
普段着と違いプロテクターやベンチレーションが安全性・快適性を向上させる。
バイクジャケットの種類
【3シーズン】
「春・夏・秋モデル」と「秋・冬・春モデル」の2パターンがあり、長い期間着られるが、真夏や真冬はちょっとキツイ。
【メッシュ】
「夏」に着るジャケット。通気性がよく、長袖なので日陰効果もあり、真夏のバイクも割りと快適に過ごせる。信号待ちなどは普通に暑いけど。
メッシュジャケットをもう少し知りたい人は『夏のツーリングにメッシュジャケットが必須な理由|おすすめのウェア5選も紹介』の記事を見てください。
【ウインター】
「冬」に着るジャケット。防風・防寒機能が重視され、冷気が入らないような工夫がされている。寒さで体が固まる事を防ぐので、冬には必ず着たい。
ウインタージャケットをもう少し知りたい人は『冬用バイクジャケットのおすすめ5選|ウェアで寒さを防いで冬のツーリングを楽しもう』の記事を見てください。
【レインコート・カッパ】
「雨」の時に着る。夏でも冬でもツーリングの時には1つ忍ばせておきたい。
もしくはゴアテックス素材のジャケットを着ているなら防水効果もあるので安心。だが高い。
レインウェアを探しているなら『【コスパ重視】初めてのカッパはこれを選べ!バイク用レインウェアのおすすめ5選』を参考にしてください。
バイクジャケットは出来るだけ試着してから購入するのが望ましい。あまりにも小さいと窮屈になるし、大きいと風でバタつき、疲れやすくなります。
自分にあったジャケットを選んで、今よりも快適にバイクライフを送りましょう。