【完全保存版】失敗しないバイクヘルメットの選び方|サイズや安全規格を

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『バイク用のヘルメットってどれを選べばいいのかな?』

『沢山種類があるけど、それぞれの特徴やどんなバイクに合うのか知りたい』

こんな悩みを解決します!なので今回は

  • バイク用ヘルメットの必要性
  • バイク用ヘルメットの選び方
  • 迷ったらコレを選べばOK!おすすめヘルメット8選

おおまかにこの3つを紹介します。

正直、ヘルメットの種類が多くてどれを選べばいいのか混乱しますよね。

この記事を読めばちゃんとしたヘルメットの選び方や、それぞれのヘルメットの特徴や自分が乗っているバイクとの相性も分かります

目次

バイク用ヘルメットの歴史と必要性

バイク事故で頭にダメージが入った人

まずはバイクにヘルメットは必要なの?という疑問から答えていきます。

というのも最初にバイク乗車時のヘルメット着用義務ができたのは1965年からで(高速道路のみ)その当時は罰則もなしの状況でした。

バイクメン

思ってたより最近なんだね

それから1978年に全ての道路でのヘルメット着用が義務化(罰則あり)されました。ちなみに原付は86年までノーヘルでOKだったのです。

バイクメン

だからたまに近所を走るノーヘルじいさんがいたのか(アウトです)

バイク人口が増え、それに伴いバイクでの死亡事故も増えたので、安全性を高める意味でもヘルメットの着用義務が出来たのだと思います。

ライダーなら知って人も多いと思いますが、バイク死亡事故の損傷主部位は「頭部」が50%を占める割合です。

そのうち39%が事故時にヘルメットが外れていたとのデータもあります。

ヘルメットの役割は頭部を守ることですが、アゴ紐を締めて、ちゃんとした使い方をしないと事故時のダメージが防げなくなります。

ですが、ちゃんとした使い方をしていたとしても、あなたが使っているヘルメットは「安全規格」を満たしていますか?

ヘルメットの安全規格

国産のヘルメットには「強制規格」と「任意規格」の2種類があります。

強制規格

  • SG規格
  • PSCマーク

強制規格が通らないとヘルメットとして認められず、販売も出来ません。

任意規格

  • SNELL
  • JIS
  • Arai
  • MFJ公認

任意規格とは、必ず必要な規格ではありませんが、安全性を証明するための規格になります。ここで紹介した任意規格は一部です。

それぞれの規格について詳細に解説をします。

強制規格①SG規格

SG規格

日本の製品安全協会の審査基準をクリアしたヘルメットにのみ貼られているマーク。

SG規格に通っていないと、「ヘルメットとして認められていません」。なのでほぼ全てのヘルメットにこのマークが印されているでしょう。

バイクメン

めっちゃみたことある!

強制規格②PSCマーク

PSC

国が定める「消費者の生命・身体に対して特に木外を及ぼすおそれが多い製品」については、このPSCマークがないと、販売することが出来ません。

2017年4月より、安全基準が後述する「JIS規格」相当まで引き上げられました。

任意規格①SNELL規格

非営利的機関「スネル財団」が定める任意規格で、世界的にみても厳しい安全性のテスト基準。

事故時の衝撃に対しての、ヘルメットへのダメージ(ヒビ・割れ)などの、耐衝撃重視の試験方法が特徴です。

5年ごとの規格の見直しが行われていたりと、安全基準は今も厳しくなっています。

任意規格②JIS規格

「日本工業規格」が定める安全規格にクリアしたヘルメットにのみ表示されるマーク。

落下試験での衝撃吸収性能テストや、先が尖った棒をヘルメットに落下させる耐貫通性能などの性能のテストを経て、認定される。

任意規格③Arai規格

日本のヘルメットメーカー「Arai(アライ)」オリジナルの安全規格で、世界トップレベルの「SNELL規格」の先を見据えたテストを行っている。

任意規格④MFJ公認

「財団法人モーターサイクル協会」が定めた公式レースに出場するためにクリアしなくてはならない規格。

SNELL規格・JIS規格のヘルメットのみ試験できます。

海外ヘルメットの安全規格は?

これまで紹介した規格は基本的に日本の規格(SNELLはアメリカ)でしたが、海外にもヘルメットの安全規格はあります。

しかし、海外の安全規格をクリアしたヘルメットでも、日本での使用は装飾品扱いになる可能性がありますので注意してください。

ヘルメットの寿命と買い替える時期

ルメットの寿命は購入してから3年でして、長くても5年で交換した方がいいでしょう。

長く使っていると、外装のABS樹脂やFRPの劣化、内装のクッションや発泡スチロールの劣化が進み、ちゃんとした保護性能が発揮できなくなります

ヘルメット選びで重要なサイズ感

ヘルメットのサイズが合っていない

安全規格をクリアしてるヘルメットでも、自分の頭に合ったサイズを選ばないと性能は引き出せません。

もし、ヘルメットが大きすぎると隙間が生まれ、フィット感が無くなるので、保護性能はもちろん走行中の快適性も失われます。

反対にヘルメットが小さいと頭が痛くなり、集中力がきれやすく事故の原因にもなります。

バイクメン

初ヘルメットは必ずサイズを合わせようね

バイク用品店でのヘルメット試着

バイク用品店の「ナップス」や「2りんかん」では、ヘルメットのフッティングサービスを行っているので頭のサイズに合ったヘルメットをプロが選んでくれます。

さらに好みのヘルメットでサイズが合わなかった場合は、オプションでパッドやウレタンを使い、内装の広さを調整することも出来ます。

なので初めてのヘルメットはお店の人と一緒に選ぶと安心です。

ネットならヘルメットサイズを確認しよう

バイク用品店が近くにない場合やどうしてもネットでしか売っていない場合は、自分で頭のサイズを計り、ヘルメットのサイズと合わせる必要があります。

日本メーカーでもアライとショウエイでは形状に違いがあり、「両方Mサイズで、アライはぴったりだったけど、ショウエイは少し小さく感じた」なんてことも全然ありますので、その場合はレビューなどを参考にしてみましょう。

頭サイズの計り方は、メジャーを使いまゆの上辺り、頭の外周で一番広い部分を計ります。

メジャーがない場合は紐を巻いて、その紐を定規で計ればOKです。

ヘルメットの種類とその特徴

どのヘルメットにしようか悩む人

ここまででヘルメットの安全規格と自分に合ったサイズのヘルメットの選び方は分かりました。

ここからは種類別のヘルメットと、その特徴を紹介します。

フルフェイスヘルメット

シンプルかつ一番安全性の高いのが「フルフェイス」ヘルメットになり、基本的にはこのヘルメットをえらぶことをオススメします。

その名の通り頭からアゴまで完全に保護されているので、転倒時の衝撃吸収も段違いです。

ジェットヘルメット

フルフェイスとの違いはチンガード(アゴ)部分が無いところ。

シールドを上げればちょっとした飲食も可能で、通気性もバツグンのヘルメットです。

フルフェイスよりも気軽に被れるので、待ち乗りの買い物には使いやすいです。

システムヘルメット

フルフェイスとジェットの間を取ったような形をしているのが、システムヘルメットです。

普段はフルフェイスのように頭からアゴまで保護していますが、チンガードの部分から上に上げることができるので、ジェットヘルメットのような使い方も出来ます。

オフロードヘルメット

O’Nealオニール バイク ヘルメット オフロード ヘルメット モトクロス ダブルシールド 人気 helmet 軽量 モデル デュアルスポーツ対応 (マットブラック/グレー, XL)
GJGJ

オフロード走行向きの形で、ツノ?の部分が伸びているのは舞い上がった砂ホコリをガードしたり、日差しよけの為です。

さらに口元も長くなっているのは、レースでは体力の消耗が激しく、息が上がります。息苦しさを解消するために伸びています。

有名ヘルメットメーカーとその特徴

基本的にオススメのヘルメットタイプは以上の項目ですが、今度はヘルメットのメーカーを紹介します。

特に日本のヘルメットは安全性や機能性にも優れ、日本人の頭のサイズを想定して作っているので、日本メーカーから選ぶのがいいです。

Arai(アライ)

日本国内のヘルメットメーカーでも1、2を争う有名メーカーです。プロのレーサーも多く愛用しており、安全性は世界でもトップクラスです。

迷ったらアライか次に紹介するショウエイを選べば間違いナシです。

>>>Arai(アライ)公式サイトはコチラ

SHOEI(ショウエイ)

安全性はもちろん、通気口や風の抵抗を減らすシステムが折りこまれた機能的なヘルメットが多く、レーサーにも愛用者が多くいます。

ショウエイは多くのヘルメットで遮音性に力を入れており、走行風も気にならないので、運転に集中できる作りになっています。

>>>SHOEI(ショウエイ)公式サイトはコチラ

OGKカブト

OGKカブトもアライやショウエイに負けじと喰らい付く国産メーカーでして、シンプルな外観な物が多く、機能的なのに、比較的お値段が安いので、初心者にはおすすめです。

物によっては少しアタマがデカクみえるヘルメットが多い印象です。

>>>OGKカブト公式サイトはコチラ

迷ったらコレを選べばOK!おすすめヘルメット8選

ここまで長くヘルメットについて紹介しましたが

『結局どのヘルメットを買ったらいいんだ?!』

ってなりますよね。それでは種類別にオススメヘルメット8商品を紹介します。

RX-7X / アライ(Arai)

世界最高峰の安全性を持つアライのヘルメット。バイクレースでも使われているのでその安全性にウソはない。

そして、ヘルメットのダクト(通気口)の操作もグローブをしたままでも簡単に調節できるのもスバラシイ。

値段はそこそこするが、初心者からベテランまでコレを選んでおけばまちがいないヘルメット。

Z-7 / ショウエイ(SHOEI)

ショウエイ(SHOEI) バイクヘルメット フルフェイス Z-7 PERMUTATION【パーミュテーション】 TC-1 (RED/BLACK) XL (61cm)
ショウエイ(Shoei)

アライと方を並べ世界に誇れる日本メーカーの「ショウエイ」

Zのコンセプトは「コンパクト&ライトウェイト」で、その名の通りとても軽いのが特徴。

シールドやクッションの密閉性も考えられているので、走行中の「風切り音」が最小限になり、ストレス無くバイクに集中できる。

EXCEED DELIE / オージーケーカブト(OGK KABUTO)

OGK株とのジェットヘルメット「EXCEED DELIE」は、軽量活コンパクトなデザインで、かなり快適性を重視しています。

OGKカブトの特徴でもある「メガネをしたまま被りやすい」というのも健在でして、頬のパッドがメガネ着用を考慮した形になっています。

さらに、ヘルメットの左右には「インカム」や「モトブログ用のカメラ」を設置で切るようにスペースがあります。

J-CRUISE PASSE / ショウエイ(SHOEI)

ショウエイ(SHOEI) バイクヘルメット ジェット J-CRUISE PASSE【パッセ】 TC-5 (BLACK/SILVER) L (59cm)
ショウエイ(Shoei)

安心安全の日本メーカーショウエイから機能的なジェットヘルメットを紹介します。

ショウエイの特徴として、密着性が高く、ジェットなのに風切り音がかなり軽減されているので快適なライディングが出来ます。

少しお値段が高めですが、「ジェットヘルメットでツーリングにいきたい」人には特にオススメです。

KAZAMI XCEVA(エクセヴァ) / OGKカブト

KAZAMI:風を味方に。鎧うが如しデザイン。のコンセプトの通り、鎧のように優れた耐久性とズッシリとしたインパクトのあるヘルメットです。

つまりは重いです。走行中は気になりませんが、休憩など持ち歩くのには向いていません。

お値段もシステムの中ではかなり安い部類なので、システム初心者にはオススメできるヘルメットです。

NEOTEC / ショウエイ(SHOEI)

ショウエイ(SHOEI) バイクヘルメット システム NEOTEC マットブラック L (頭囲 59cm)
ショウエイ(Shoei)

ロングツーリングから日常の待乗りまで様々なシチュエーションで使われる事を考えて作られたのが、ショウエイのNEOTECです。

サンバイザーは日差しの強いアメリカの規格をクリアし、両面に曇り防止のハードコートを施してある。

しっかりフィットするので、ズレなどの地味に嫌な現象も少ない。

VFX-WR / ショウエイ(SHOEI)

ショウエイ(SHOEI) バイクヘルメット オフロード VFX-WR マットブラック L (59cm) –
ショウエイ(Shoei)

世界のライダーも認める斬新なスタイリングと高い安全性の「VFX」

頑丈な上に、首への負担を軽減させるための軽量設計なので、オフロード走行での集中力も維持できるように考えられている。

ヘルメット内部の熱気を効率的に排出できる構造なので、快適に過ごせるようになっている。

VX4 BARCIA / アライ(ARAI)

アライ(ARAI) バイクヘルメット フルフェイス オフロード Vクロス4 バーシア 55cm-56cm VX4 BARCIA 55
アライ(Arai)

ド派手なデザインがオフロードヘルメットっぽいんですが、メーカーは安心安全のアライなので、安全性や日本人の頭にもぴったりとしたフィット感は選んで損はないでしょう。

エアダクトから流れる空気が、熱い時期のレース中、ライダーの負担を軽減してくれる設計になっている。

もちろん軽量化もされていて、速い流れの道もバイザーがあおられにくくなっている。

まとめ:死にたくなければ正しくヘルメットをつけよう

ヘルメットの寿命は基本的には3年ごとに変えたほうがいい。日差しや汗などでの劣化でしっかりと保護性能が発揮しない場合もある。

用品店なら、あなたの頭に合わせたヘルメットを選んでくれたり、微調整はパッドを入れたり外したりで行ってくれます。

ヘルメット選びに迷ったら

  • Arai(アライ)
  • SHOEI(ショウエイ)
  • OGKカブト

の日本メーカーを選んでおけば間違いないでしょう。

自分だけではなく、バイク仲間にもしっかりとヘルメットの大切さを教え、安全で気持ちいいバイクライフを送りましょう。

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