
フルフェイスを被っていると、夏なんか蒸し暑くて停車時なんか地獄ですよね。
それなら開放感のある「ハーフヘルメット」を被りますか?といわれたら

私は死んでも被りません
ということで、「ハーフヘルメット」の危険性についての記事になります。
- 半ヘルとは?
- 半ヘルのデメリット
この2つを紹介します。
結論からいうと、半ヘルは飾りで、被ってる意味が無いというのが個人的な意見です。
これからバイクに乗り始める初心者ライダーや、バイクに乗れる歳の子供をもつ親御さんに見ておいてほしい記事です。
半帽・半ヘルとは?


ハーフヘルメットは「半帽」とか「半ヘル」とも呼ばれる、バイク用のヘルメットです。↑の写真みたいな形が一般的ですね。
見ての通り、半分だけなので頭にチョコンと乗せて、アゴひもを付けるだけのシンプルなヘルメットです。



スクーターでブンブンしてるボーイに多いよね
ドンキや、バイクコーナーのあるホームセンターなどにも売っています。


形も色々あり、写真1枚目のツバが付いているタイプや、ツバなしのダックテールという作りのヘルメット、暴走族とかがよく被ってる耳あてがあるタイプの「コルク半」など。
原付や小型二輪での使用は大丈夫?
一応国産の物は「PSCマーク」「SGマーク」が貼ってあるのが大半ですが、使用は排気量125cc以下推奨しているだけなので違法ではありません。
さらに125cc以上の中型バイクでの使用も違法ではありません。一応。
ですが半ヘルをおすすめしない理由はデメリットがめちゃくちゃデカいからです。
半帽・半ヘルのデメリット
バイク事故で頭が守れない


一番大きい理由が事故を起こした時のダメージがでかいということ。
あなたは何の為にヘルメットを被っていますか?被らないと捕まるからですか?もちろんそれも理由のひとつですが



安全のためってのも強いよね
バイクって体むき出しの状態で乗っているので、転倒や事故を起こした時は直接ダメージを受けてしまいます。
中型以上になるとスピードもかなりでます。というか30キロ程度でもコケたら結構痛いですし。
そしてバイクは事故した時の死亡率も高く、二輪事故での死因ランキングは
- ①頭部の損傷
- ②胸部の損傷
- ③腹部の損傷
- ④その他
と、なっており、死亡事故のおよそ50%が頭部の損傷という結果がでています。(参照:警視庁HP)
なので、普通に考えれば事故で死ぬ可能性が高いのに、無駄なリスクしょって半ヘルを被るのは…ちょっと考えられませんね。



半ヘルは事故時のダメージがムダに大きくなるのが最大のデメリットです。
ゴミや虫のダイレクトアタックを受ける


半ヘルにはシールドがないので、目をカバーできず風をモロに受けますし、小さいゴミやカナブンアタックを喰らいます。



冗談抜きで虫アタックあぶないよな
さらに眼球に虫などのアタックがあると、最悪失明ってこともありえますからね。
まぁ違法ではないので、どうしても半ヘル被りたい人は被ってもいいとは思ってます。
ライダーの中にはよく思っていない人も多い


もし今後ツーリングやバイクのコミュニティに入ってライダーと交流を取る予定なら、知っておきましょう。
半ヘルでバイクに乗る事を良く思っていない人はいっぱいいます。



ここらへんも難しい話ではあるけど
これまでのデメリットの通り、バイクは一歩間違えれば死ぬ危険性も高い乗り物です。
それなのにあえて死亡リスクを高めてる人をみたらどう思いますか?
バイクに乗るなら安全重視のヘルメットを被ろう


では最後に、バイクに乗るならどんなヘルメットを被るべきなのか?というのを紹介します。
基本的には
- フルフェイス
- ジェット
- オフロード
- システム
この4タイプのヘルメットを被っていれば、安全性も高く、周りにとやかく言われる心配もありません。



4つかぁ…どのタイプがオススメなの?
という人へ『【完全保存版】失敗しないバイクヘルメットの選び方|サイズや安全規格も解説』の記事を読めば必ず自分に合ったヘルメットのタイプが見つかりますのでチェックしましょう。
まとめ:半ヘルはいいことないから脱ぎ捨てろ
ハーフヘルメットとは、「半帽」「半ヘル」と呼ばれる頭半分だけのヘルメット。
どこにでも売ってて安いので、バイク初心者や、高校生とかに人気がある。
法律的には原付~大型まで使用していても、違法ではないが、一応125cc以下での使用を推奨されている。
半ヘルのメリットは通気性がMAXなこと。
半ヘルのデメリット
- 事故や転倒時の頭部へのダメージが大きい
- ゴミや虫が目に当たると事故の元になる
- ライダーから良く思われないこともある
- いいバイクに乗っていてもダサイ
バイク事故での死亡原因の1位が頭部の損傷なので、知ってて半ヘルを被ってるなら自殺志願者。
知らないで使ってたならちゃんとしたヘルメットを被りましょう。
事故に遭ってからでは遅いので、バイクに乗る前に安全装備を身に着けておきましょう。

